(4回目の気づき)というタイトルで、Yさんから送っていただいたメール。ナカメで施術を受けるたびにこうしたメールを送っていただいている。ありがたいことだ。
須田さま
おはようございます。
昨日はありがとうございました。ナカメサロンはいい気が流れていて
行くと元気がもらえますね。須田さんに触ってもらうと、気持ちがいいです。
なにか、滞りがすっと流れるみたいな...。さて、4回目の気づきを書きました。
(いつもの一人言です!)
======================▼ きょうは、ナカメ24日目です。
1~18日目まで、
脚の肉が軟らかくなってきたような感覚はあったものの、
体重も脚の細さもあまり変わりませんでした。「必要なのは時間の経過」「淡々と」「焦らないようにしよう」
と思っていました。(もともとナカメ式の食生活に変更しても
私の場合、急激な体重ダウンが見込めないことは予想していたし)
▼ ...と言いつつ、ちょっと焦った3回目。整体3回目、ナカメ17日目。
「動き出すのは3週目、4週目からだろうな」
と予想しつつ、あまりまだ変化ががなく。3回目の計測では、なぜか体脂肪率が大幅アップ...
「ここからだなという感覚はあるけど、
でもそろそろ、なにか実感が欲しくなってきた」
と須田さんに本音を吐露(笑)。ブログを読み込む中で、
「いちばんラムが痩せやすいらしい。
その次は牛肉。それらをいかに多く食べるか」
と思考に走ってラムや牛肉を選んでいた私は、須田さんの、
「Yさんに何が合うかは、わからないんだよ~
私はラムが合うけど、Yさんは鶏が合うかもしれないし」という、いつもながらに
ストレートで無駄なくシンプルで的確な一言に
「お、おおおお!(確かに ~~っ)」と開眼。で、食べたお肉の記録をつけることになりました。
(& 24時前には寝ているけれど、
それをさらに早めてみる、というアドバイスをいただきました)
▼
そんな私が「変化」を感じたのは19日目からです。
鶏ムネ肉を多めに食べた翌日、
鏡を見たら、脚が細くなっている気がしました。20日目から、お昼の満腹感が
今までより早く来ることに気づきました。22日目には、
「あきらかに太ももの隙間が空いてきた、
脚の形が変わってきた」
と思いました。このタイミングで試着に行ければ良かったのですが、時間が取れず。
代わりに、自宅にある太ももの大転子で引っかかって
なかなか上がらないパンツを履いてみました。今までは、
「ずずずずずずずずず、がしがし、ぎゅぎゅぎゅぎゅっ、むぎゅ~!!」
と引っ張って無理やり上げていたのが、「ずずずず、がし、ぎゅぎゅー、ぎゅっ。」くらいで
上がるようになっていました。
前より確実に細くなったことを確認できました。
(卒業のときには
これが、「するんっ!」とあがるようになったと
報告していることでしょう)
▼見ててもらえて、うれしい。そんな1週間を経て、昨日。
23日目の4回目の整体で、
「脚が細くなってきた」といろいろ説明しようとしていたら
須田さんから
「外ももが減った」
「ふくらはぎの形が変わってきている」
と言ってもらえました。これ、うれしかったですね~。
何人ものお客様を担当されて、
写真で記録しているわけでも採寸しているわけでもない。ちゃんと見てもらえていることが
「論より証拠」で実感できて、心がほわっとなりました。
須田さん、ありがとうございます。
▼ フラクタル
私は「すべてはフラクタル(相似形)」
という考え方を強く持っています。早食いの人は、生き方もせかせかしているとか、
話し方がゆっくりの人は、人にもそういう接し方をするとか。生活のなかの
「たいしたことない、ちいさなこと」
がすべてに影響を与え
人生を形作っていると、そう思っています。
これはダイエットについてもそうで、靴に足を合わせるようなダイエットをしていると、
誰かの枠に自分を合わせるような生き方になる。体に負荷をかけて無理やりカロリーを燃やすようなダイエットをしていると
自分を犠牲にしてエネルギーを消耗するような生き方になる。食欲を抑えつけてコントロールするようなダイエットをしていると
自分の感情を抑えつけてコントロールするような生き方になる。と、こんな感じです。
ナカメを卒業したあと、
人生まで変わっていく人がたくさんいると思います。「自分と向き合い、自分を知り、自分と仲良くなる」ダイエットだから。
そういう生き方に、自然となっていきますよね。自己啓発セミナーとかビジネスセミナーとか
ここ10年で本当に増えたと思うのですが、ナカメでは思考ではなく「体と心による体験」でレッスンができ、
自分の好きな体も一緒に手に入るのだから
そう考えると安いもんだなあ。と思うのでした。
▼ 脚がコンプレックスって、言えなかった。前にメールをお送りした「自分と向き合っていませんでした。」
とリンクする話なのですが。私は、脚に強くコンプレックスを抱きながら
友達にも、主人にさえも
「脚にコンプレックスがある」と言えませんでした。
隠していました。上半身は細身で痩せて見られることが多いので、
「細いね」と言われるたびに、
「本当は下半身が太いことを知られてはいけない」
と思うようになりました。上半身と下半身がアンバランスであるがための
自意識過剰なプライド、なのですが
「痩せて見られている自分のイメージ」(虚像)
が壊れるのが怖かったです。なので、自分の、本来愛すべき体の一部である脚を、
「隠して、隠して、」
生きてきたんですね。そんなことしていたら、
そりゃあ、脚さんも悲しくて、痩せようなんて思わないですよね。
私に無視されているのだもの。
私の脚さん、さみしくて、どんどん脂肪をまとい
身を護ろうと頑張っちゃったのかもしれないです。
今回、本当に脚やせしたいな!!
と思ったのは、
そんな「隠す人生」を、もう卒業したかったのかもしれないです。そんな気持ちもあって、
須田さんにさらけ出す宣言したのかなあ。今は、脚がコンプレックス、って公言できます。
主人にも「いま、脚やせしているんだ!!」「細くなりたいんだ!」って言えた。
友人にも。そうやってオープンにできたことが
実際に体が変化していく一助になっているかもしれません。いちばんのコンプレックスをオープンにできたことで、
ダイエットとは全く関係のない他のことも、
オセロがひっくり返るように変わっていく気がします。ダイエットごときで大げさな、
と思う人もいるかもしれませんが、すべてはフラクタル。私は、脚を隠すように、自分のコンプレックスを隠してきた気がします。
これから、もっとオープンな人になれそうです。私はたまたま、このような気づきを
言語化してメールしていますが、
今までナカメ式をやったすべての人に変化が起きていると思います。
それを想像するとき、なんだかとても、感動しました。
======================以上です。長文失礼しました!
では、また次回、楽しみにしていますね!
確かに、
ナカメを卒業したあと、
人生まで変わっていく人がたくさんいると思います。
という方はいらっしゃるけれど、ナカメは人の人生を変えることを目的にしているわけではない。巷で行われている自己啓発系のセミナーではないからだ。
もし人生に何かしらの影響があるとしたら、それはナカメ式ダイエットした結果である。
結果と目的は違う。さらに言うと、結果と目的と手段は違うと認識している。
手段が目的化することはよくあることだけど、それ以上に目的と結果を取り違えている例が多い。
誰かが伝える高尚な教えは、誰か偉い人がやった結果や得た結果を、別の誰かがコトバにして残しているだけだろう。その偉い人のコトバが残っているだけで、偉い人自身はそんなコトバを目的化していなかったはずだ。
後世に教えのコトバとして伝わっているのは、偉い人の弟子が、偉い人が言ったことをコトバ化して残しているのが大半。そう認識している。
そんなコトバをありがたがって、目的化しても同じような結果に行き着くはずがないと思うのだ。そもそも、結果と目的は違うのだから。
現代であれば、曰く、イチローがこう言っていた。ジョブズがこう言っていた。すごい業績を上げた人のコトバを教えやノウハウとしてありがたがる。しゃべっている人は結果としてのコトバを吐いているだけなのに、そのコトバを聞いている人や読んだ人は憧れてそれを目的化してしまう。
コトバを目的化して目指しても行き着かない。コトバは行き着いた結果だから。
ナカメルールはそんな偉い人が見つけたノウハウではないけれど、ナカメルールも同じ観点からすると、数あるダイエットノウハウの一つでしかない。それも、ナカメルールの一つひとつのルールは、ごく当たり前のことばかり。大したルールがあるわけではない。
そんなナカメルールを、守るべきもの、守らなければならないものと捉えて、守ろうとすることが大事なのではない。
守ることが目的じゃない。守っているという結果が欲しいだけだ。
靴に足を合わせるように、ルールに合わせるのではない。そんなの無理だから。
足に靴を合わせる方向、自分の生活に合うようにナカメルールを取り込む方向で試行錯誤して取り組んでくれればいい。
靴に足を合わせるようなダイエットをしていると、
誰かの枠に自分を合わせるような生き方になる。
ということを避ければいい。要は、これだけ。
そうすれば、
「自分と向き合い、自分を知り、自分と仲良くなる」ダイエットだから。
そういう生き方に、自然となっていきますよね。
ということに、結果としてなることもある。
自己啓発セミナーとかビジネスセミナーとか
ここ10年で本当に増えたと思うのですが、
とあるのはその通りだと思うが、そうしたセミナーの多くは「思考は現実化する」が前提である。元をたどればアメリカからの輸入ものだからだろう。
だが、ナカメは逆。
「現実を思考化する」方が大事だと考えている。だから、ナカメのお客さまには「現実を思考化する」方向で取り組んでもらう。足に靴を合わせる方向なのだ。
Yさんからのメールを読んでいると、ナカメが大事にしていることを分かってもらっているな、と感じるから、
ナカメでは思考ではなく「体と心による体験」でレッスンができ、
自分の好きな体も一緒に手に入るのだから
そう考えると安いもんだなあ。と思うのでした。
と、Yさんのような方に思ってもらえるのは嬉しいのである。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。