最近、本当にがっかりするようなことが発覚した。ナカメを辞めたスタッフ成田が私たちを欺いて都内池袋で独立していたのである。
成田は結婚してご主人に従って熊本に行く、と言って寿退社した。スタッフで送別会も行い、みんなからお祝もしてもらい、本当に祝福されての退社だった。ところが、それは私も含めてナカメスタッフ全員を欺いて、独立するためだったのだ。
この件については、ナカメサロンのゴタゴタに見えるだろう。そんなゴタゴタするサロンには行きたくないと読者に思われるから、ブログに書くのは止めた方がいいと、相談した部外者の方には言われている。
確かにナカメにとっては恥ずかしい話だが、あえて書く。クレームやトラブルも隠さずに書いてきた「論より証拠」ブログだ。そこは曲げたくない。
成田が3月末で辞める前に、
知り合いから、成田様が4月より池袋でお店をされると教えてもらいまして、中目黒ダイエットの会員であれば先行予約ができると教えてもらいました。
早急に登録したかったのですがお返事がなく、当方も体調を崩してしまい今にいたってしまいましたが間に合いますでしょうか?
という、今思えばおかしな問い合わせメールがあった。
成田からの返信は、
初めまして!成田です。
お問い合わせ頂きましてありがとうございました。
どなたからの情報かわかりませんが間違った情報が流れてしまっているようでお詫び申し上げます。
成田は池袋に出店ではなく、結婚相手が池袋に住んでいて...でも転勤の為今週末には九州に引っ越してしまいます。
ということだった。
ところが、それは真っ赤な嘘だったのである。
在職中から準備してナカメを辞めてすぐに、
こんにちは♪ 中目黒ダイエット整体サロン在職中は大変お世話にな りました。
皆様には大変お待たせ致しましたが 2013年4月12日 『Body make salon Luce』 Open致します!
と書いてある案内メールを、複数のナカメのお客さまに送っていることが発覚した。ナカメサロンに在職しなければ知り得なかった登録してくれたお客さまの個人情報を利用して送っている。
4月末には、バリ島への社員旅行だった。成田も参加することになっていたのだが、熊本へ行ってしまうからと、1月の初めに断ってきた。4月12日オープンだから、行けるはずもない。前々から用意周到に計画していたに違いない。
しかも、この案内メールには但し書きとして、
尚、引き続き中目黒ダイエット整体サロンに通われる 方はこの情報を口外される事なく破棄して下さいます ようお願い申し上げます。
とあった。背任していると感じていたのだろうか。私たちに知られるのを恐れていた、と別のルートから聞いている。
発覚するまではうまく欺かれていて、こんなこととは私を含めスタッフの誰も知らなかったし、みんなてっきり熊本に行ったと思い込んでいた。
成田が寿退社したことに対して、お客さまから、
まずは、おめでとうございます!!
いやぁ、すばらしい!
あれだけの腕とご経験をあっさり捨てて女道を歩む成田さん。
さすがの男前っぷりです。
というような祝福メールを何人ものお客さまからもらっていた。お客さままでも欺いていたのだ。
Oは、祝!寿退社!
というブログ記事を、
私は、今、ナカメスタッフ生活丸5年最後の仕事が終わりました。 本当に色々な事を思い出します。
というブログ記事を書いていただけに、何か虚しく、二人して本当にがっかりした。
このことを教えてくれたお客さまたちに返信した。
こうなってみて記憶を辿ってみると、思い当たる節はいくつかあります。
もし熊本から帰ってきたときのことも想定して、親子でやれるようにと考えていただけに、裏切られた気もします。
欲にかられて、売上を総取りしたかったのでしょう。
その売上も、後方支援部隊があればこそ、他の支えがあってこそ、なのですが、そんなことは考えもしないのですね。
飯田橋店を成田のために、と出したのが裏目にでてしまいました。
ナカメが今日にいたるには、私は人生(時間)をかけてきましたし、労力もお金もかけてきました。
私がいなかったらナカメはなかっただろうと自負しています。
そうしたことを、すべてないがしろにされて、単に成果だけパクればいいのか、と本当にがっかりしています。
ただ、Aさんのご協力には感謝しています。
ありがとうございました。
これからもナカメは進化させますので、よろしくお願いします。
転送メールありがとうございました。
助かります。
下半身ダイエットができるのは、わたしが創ったナカメ式下半身ダイエットだからこそですが、直接的にお客さまに介するのは担当したスタッフです。
お客さまは手をかけてくれたスタッフに感謝するのは当然です。
それがお客さまの心理だと思います。
だから、成田についていった人に罪はありません。
今回の問題は、お客さまとスタッフの関係にあるのでなく、スタッフとナカメサロン(わたし)の関係の問題です。
思えば、お客さまがスタッフを指名できる仕組みにしたことが裏目に出てしまいました。
それはお客さまにとっていいことでしたが、天狗の鼻を伸ばすことにもつながりました。
他のスタッフの目からは優遇されていたスタッフがナカメを裏切っていきました。
飯田橋店を出したのは、茨城から通っていた成田のためでしたから。
信頼していただけに、本当に残念です。
独立するのがたやすい神戸店の押切が、スジを通したいから、と離れないでいてくれます。
その押切からすれば、いろいろ事情はあろうが結局は欲だろう、ということでした。
私の経営に問題もあるでしょうが、欲がからむと人はこうなるのだ、と改めて思います。
PS
ナカメは、お客さまを喜ばしてなんぼ!です。
これをいつも忘れずにいます。
ナカメのやり方をいつも進化させてきたのはそのためです。
お越しいただいているお客さまの期待は裏切りません。
ご協力ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
下半身ダイエット専門<中目黒ダイエット整体サロン>ボス松田
というメールに対して、
先生のメールでとっても心中お察しします。
去年8月にナカメを卒業してメンテナンスを成田さんに着いて飯田橋に行ってた時に、山崎さんから
「成ちゃんは松田先生からとっても気にいられてて、松田先生があれ!これ!って言うことをすぐにこなしちゃうからなのかも‥」なんて言ってた事を思い出し、私までも憤りを感じてしまってます。
〇〇さん!って名前で呼んで下さって歳も近いから悩みも聞いてもらったり‥昨日より今日の方がショックが大きくなってます。
と返してくれた。
目先の欲にかられて目の前のニンジンに飛びつくような生き方もあるだろうけれど、今回の件について、成田についていたアシスタントの山崎からすれば「成ちゃん高給取りだったのに、なんで?」と思うそうだ。
私もなんで?と思うから、親の介護の問題や子どもの教育費の問題でもっとお金が必要だったのだろうか、と神戸店の押切に話したら、
「親の介護の問題や子どもの教育費の問題を抱えているのは私も同じ。そんなのは理由にならない。単に欲をかいたのでしょう」と。
確かに独立するのは個人の自由かもしれない。
しかしながら、ナカメ式下半身ダイエット専門サロン 沖縄店の与儀は、前に勤めていた時のお客さまを囲い込んで勧誘したりはしていない。施術の方法もナカメ式に切り替えたから前の整体法は使っていない。仁義を通した、後ろめたさのないゼロからのスタートだから、私だって支援できるのだ。
成田の紹介でナカメを知った押切だが、中目黒から神戸の地に遠く離れて、お客さまもたくさんいる。独立するとしたら一番有利な条件である。その押切が「私は人としてスジを違えたことはしないし、先生のWin-Win-Winの考えを信じてるから」と言ってくれる。
中目黒で特別枠を担当する須田は、お客さまから「すごい!」と褒められるたびに「私がすごいのではなく、ナカメの技術がすごいから」と、お客さまに言ってくれている。
成田が抜けた飯田橋店の特別枠担当岡本は「いっしょに働いていたけど、まったく気づかなかった。残念」と話してくれた。
毛利は「お金のためなら仲間も売るのかと感じて、前に辞めようと思ったことがある」と、成田在職中の仕打ちのことを「実は」と打ち明けてくれた。
福田は「そんなことをするスタッフはもういないよ」といつものように冗談めかして安心させてくれた。
「辞めた人より残っているスタッフの方が多いし、私は先生に付いていきますから」とM井は慰めてくれる。
がっかりしたけれど、心根のないスタッフがいなくなって、Win-Win-Winの関係を大事にしてくれるスタッフたちが残ってくれた。
今はがっかりも通り抜けて、本当に必要なスタッフたちを再発見したような気分になっている。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。