下半身ダイエット【論より証拠】お客さまの感想
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そんな施術を受けていればロシアンルーレット状態である。

昨日のブログの続きである。

そもそも新陳代謝がなければ進化しない。Nがこうして辞めたことは、ナカメの新陳代謝のためには必要な局面だった、と今は認識している。

今日は、施術についての技術的な観点から私の見解を述べておきたい。

ナカメを進化させていく過程で、技術にしろ道具や器械にしろ、システムや仕組みにしろ、新しく取り入れたものがより有効だと分かった時点で、古いものや古いやり方は捨ててきた。

実は、Nが自分の店にお客さまを勧誘するのに、

うちではお客様の状態とご希望に合わせて、痩せたい!早く細くなりたい・・・
ならばストレッチの時間を長くして、ハンドだけだったり、EMSを使ったりしてます!
中には90分全てストレッチの方もいらっしゃったり・・・。
歪みの方が気になるようだったら90分の内60分以上調整だったりと!
期待していてほしいでーす♪

というようなメールを送っている。だが、このメールは危険性をはらんでいるので見過ごすことができない。

背任したNからすれば私が悪者にされているのは想像に難くないけれど、ナカメのボスである私にしか見えない観点もある。

お客さまに関係あるのは、自分に直接関係ある接客や施術のことだ。だから、ナカメスタッフには、接客と施術の能力が求められる。

接客は、お客さまから信用や信頼を得て、気分よく施術を受けてもらうため。施術は、効果ある技術でお客さまに結果を出してあげるためだ。

ただ、接客で下半身が痩せられる訳ではないから、特に大事なのは、お客さまの結果に関係ある施術の能力である。

この二つの能力について、お客さまが見ている角度とは違う観点での私の見方がある。

辞めたNのことを買っていたのは接客能力。Nがお客さまから支持された所以である。確かにお客さまからの信頼を勝ち取るのは上手かった。

たとえば、ほとんどのお客さまに対して、下の名前を「〜ちゃん」で呼ぶこと。くだけた感じのメールを送ること。帰り際に一声掛けることなど。Nを慕うお客さまの心理を読み取ってフレンドリーさを上手く演出していた。

「下の名前でちゃん付けで呼べば、お客さんなんて簡単に転がせる」と言っていたから、こうしたことも信頼を得て独立するための布石だったのか、と今になって思う。

心理操作のために、ほとんどの人に適用していたその不自然さは否めない。残っているスタッフは、お客さまとの関係性の中で、〜さん、〜ちゃん、あるいはニックネームで、上の名前で呼んだり、下の名前で呼んだり、と自然と使い分けているのだから。

施術に関して言えば、ナカメ式下半身ダイエット専門整体がなければ、たとえNでもお客さまを痩せさせることはできない。ナカメ式は、誰に対してでも効果があるし、誰がやっても施術ができる。多少の例外はあっても、そのように進化させてきたのだから当然だ。

前職で事務の仕事をしていたNは、ナカメの施術者として長くいるうちに、そうした前提を忘れていったのだろう。

逆に、ハッキリと見えるようになってくるのは、自分の工夫、自分の功績。お客さまに直接的な感謝ももらえるし、腕前を褒めてくれる人もいるから錯覚する。

長くやっていれば工夫するのは当たり前だけど、他のスタッフとの違いを作れば指名がたくさん取れるからと、ナカメサロンの中での違いを工夫することに、より注力しだす。他のスタッフとの違いを作ろうとするあまり、方向を間違えていく。

勘違いして、自惚れ天狗の鼻が伸び出すのはここからである。

うちではお客様の状態とご希望に合わせて、痩せたい!早く細くなりたい・・・
ならばストレッチの時間を長くして、ハンドだけだったり、EMSを使ったりしてます!
中には90分全てストレッチの方もいらっしゃったり・・・。

というようなことをやりだすのである。

それは、私からすれば、進化できないがゆえの逃げの手。原理的・原則的に考えていないから、それではお客さまを危険な方向に向かわせてしまう。今のナカメでは、いずれも禁止している。お客さまの身体に負担がかかり過ぎて危険だからである。

施術を通しての身体への効果には、3つのゾーンがある。

まず、コンフォートゾーン。身体にとって快適な状態だから、身体の機能を向上させることはない。普通に生活していれば、このゾーンにいる。

次は、スイートスポットゾーン。ナカメが目指しているのは、このゾーンだ。身体への過度な負担もなく、適度な刺激で機能を向上させられる。ナカメがサイズダウン整体の時間を30分に限定しているのはそのためである。身体の修復能力には限りがあるから、それを考慮すれば修復できる閾値の範囲が一番効果的。

最後に、デンジャラスゾーン。身体への過度な負担があって危険な状態だ。やり過ぎや刺激が強すぎるとこのゾーンに入ってしまう。人の修復能力には限界があるから、サイズダウン整体で、過度に筋肉壊しをやると、このデンジャラスゾーンに入ることになる。壊し過ぎたら修復が間に合わない。修復できない状態が身体に悪さをする。Nのやり方ではここに入ってしまう。

施術に関しては効果があることはもちろんだが、何よりも安全性が優先する。効果を優先するあまり安全性を損なう方向への施術は、絶対に避けなければならない。

以前、ハンドを使った人力でサイズダウン整体をやっていた頃、Nの売りは、痛いサイズダウンストレッチ。すごく痛いがゆえに、お客さまにとっては、効き感を余計に感じるから、受けは良かった。お客さまは、痛けりゃ、より効いていると勘違いする。

だが、痛めつけたからとからといって、早く痩せたり、多く痩せたりはしない。人の修復力には限界があるからだ。他のスタッフの施術カルテの結果と比べてもそれが分かる。お客受け狙いだけだったのである。

今の『ビリビリ』になってからも、パッドをたくさん貼ったり、目盛りを強くしたり、というようなことを、私に見つからないように隠れてやっていたようだ。NのアシスタントだったYに訊くとと、Nの指示だったそうである。

幸いにして在職中は事故がなかったけれど、身体への過度な刺激、やり過ぎはデンジャラスゾーンに入ってしまう。重篤な事故を起こす可能性もあるから、こうした理由があって禁止していた。

ところがNは、どうも私に、バレなきゃいい、こっちの方が効くとして、やっていたことが後で発覚したのだ。施術を受けるお客さまは、サイズダウン整体のメカニズムを知らないし、やる方は禁止事項を冒すことの危険性を知らない。お客さまは痛い分だけより効き感が増したように思うから、無意味なことや危険性には気づかない。サイズダウン整体の原理を見いだした私としては、お客さまの無知につけこんでいるとしか思えないのである。

ナカメはいくらお客さまの要望だからといって、すべての要望を受け入れる訳ではない。お客さまに媚びてやるようなことはないし、すり寄りもしない。お客受けのための演出もしない。

下半身ダイエット専門のプロとして、いつもお客さまの身体への負担を考える。99人に効果が増しても1人を危険に陥れるようなことはやらない。

例えば、お客受けのために、サイズダウン整体をカスタマイズして、時間をかけて部分的に重点的にやったりすること。サイズダウンの時間を長くして身体に負担をかけてやるようなことだ。演出は不要だし、いずれも、事故を起こしてからでは遅いのでナカメでは禁止している。

私は、ナカメ式下半身ダイエットをゼロから創ってきた。

かつては、うまく痩せるかもしれないと思ってタラソテラピーと組んでみたりしたこともある。そんなこんなの試行錯誤をして創っていった。だから、現在、ナカメサロンにあるモノやテクニックで、私のアタマと試行錯誤を通過していないものは、一つとしてない。すべて、そうである。

原理・原則から考えるタイプの私だ。スタッフとしてやっているうちに、ちょっと考えれば思いつくようなNのやり方を検討していない訳がないではないか。

喩えていう。

サイズダウン整体は、街中の入り組んだ支線道路の渋滞を解消するような働きのものだ。だから、下半身の筋肉を広範囲に微細に壊して、部分的に血液を集める。

バランス整体は、幹線道路と街中の道路とのつなぎを良くするためのようなもの。歪みがあれば流れが滞るのは当たり前。血液やリンパ液の出入りを良くしなければ、綺麗に痩せない。

支線と幹線のつなぎ部分の流れが良くなければ、老廃物は滞る。やり過ぎで余計に滞る。滞っていた老廃物が固まって、脳にいけば・・・、心臓にいけば・・・

ストレッチの時間を長くして、ハンドだけだったり、EMSを使ったりしてます!
中には90分全てストレッチの方もいらっしゃったり・・・。

ということの、危なさが分かるだろう。

お客さまにとって、そんな施術を受けていればロシアンルーレット状態である。

今は、ナカメを離れてNについていったお客さまも、大切にしていた元ナカメのお客さまだ。誰にやってもらうのかを選ぶのはお客さまの自由。束縛する気はないけれど、今もナカメ以外のところでそんな施術を受けているとしたら、正直、心配になるのである。

ナカメ整体の進化の過程で、より効果のある施術に変更して捨て去った技術はたくさんある。人力によるサイズダウン整体は捨てた。より効果のある方法を見つけたのだから、いまさらやらない。

サイズダウン整体の進化は、独自開発したサイズダウンストレッチ用の引っ張りポールと「ビリビリ」の組み合わせで、人力のときよりさらに効果と効率が上がったので一段落した。以前より細くなる効果が増してより痩せるようになったからだ。

今、ナカメは、お客さまがより綺麗に痩せられるようにバランス整体の技術を改革・改善することに力を入れている。

サイズダウン効果が増した分、その時にできた老廃物の解消に、より注力することが必要になった。施術の後で、水分をいつも以上に摂ってもらうようにするのはその一環である。エステティシャンの教官をしていたアシスタントスタッフ荒井のアドバイスを入れてそうするようになった。

しかしながら、以前よりも脚がつったりするお客さまが出てくるようになった。それだけ効いているのだが、サイズダウンをした後に、運動後のクールダウンのように、ビリビリの刺激で緊張を残したままの筋肉を緩めておく必要が生じた。

筋肉の緊張を解くのに有効なのは、ナカメで新たに取り入れたバランス整体の「うきうき」である。Nが辞めてから取り入れた施術法だ。

バランス整体の、皮膚へのアプローチ、筋肉へのアプローチ、骨格へのアプローチが揃った。静岡や松山、沖縄のナカメグループ店の、整体ではベテランの先生たちをして、驚かせるくらいの効果が出せるようになった。

しかも「うきうき」はまだ進化していて、ユラユラマットやユラユラ枕を使ってやる方が効果が上がる。あたかもソバ玉やうどん玉をお湯に入れてフワフワとほぐすがごとく、筋肉の緊張を取って本来の筋肉の状態に緩めることができる。

これとて、マッサージとは逆の原理であるということが見抜けなかったら、応用が利かない。

こうしたことを見抜くのは、私の独壇場だ。他からヒントを得たり、スタッフの工夫からヒントを得ることはあっても、ナカメの原理・原則的な進化は、私一人で担ってきた。

お客さまの数をこなすことで得られる技能の上達は、技術の原理・原則的な進化には勝てない。私からすれば、お客さまの数をこなしてきただけのそんなNのやり方では、ナカメの技術の退化バージョンや劣化バージョンなのである。

ナカメは進化し続ける。よりいいものをお客さまに提供したいからだ。 今までもそうであったし、これからもそうである。

※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。

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