紹介で来られたIさんは、初回が8月中旬、10月末の9回目で6キロの減量だった。
しかし、11回目は1ヶ月後の11月末。
今日が12回目。2ヶ月ぶりの来店。
年末からだんだん足が遠のいていた。最も痩せていた時から1キロ戻している。
「面倒くさくなって」とおっしゃるから、
「そんな奴は、うちに来んでええ」と。
「そんなこと言わないで」とお願いされた。
私、やる気のないお客さまには冷たい。
(この話を、1月11日のブログで紹介したEさんに話したら「先生、こわいから」と言われてしまった。ちなみに、Eさんは、あれから2週連続で減量している)
楽して痩せたい気持ちは肯定しているが、下半身ダイエットはむずかしいのだ。骨盤矯正やるだけで、できるなら苦労はしない。
試行錯誤しながら、その条件を探してきて、必要最低限に絞り込んだ。
だから、それすら面倒なら、やらなくていい、そう思っている。
再び引き受けるからには、ダイエットに対する覚悟のほどを確かめるのだ。
「お腹が空くから、お菓子も食べてしまう」
「お腹がいっぱいにならないから、あれもこれもと食べてしまう」
「今になってあのツボ押しが効いていたのがわかる」と。
それは、2ヶ月も離れていたらダイエット整体の食欲抑制効果は消えている。
「独りではダイエットできないので、また来た。前に痩せたから」
まだ体脂肪率は35%くらいある。
「やっぱり痩せたい。あと10キロ痩せたい」と。
休眠していただけだから、頼まれれば、また引き受ける。Iさんは、返金者ではないから。
(*2021年現在は、初回のフル施術を完全無料で受けることができるシステムになっており、返金制度は導入していません。)
整体ダイエットチェック表の書き方が2ヶ月前とは変わっているので、再度説明する。
なぜ、朝と夜に体重を量るのか、それはどんな意味を持つのかを説明した。
すると「進化しているんですね」と。
「当たり前や」と応える。
なにか思いついたらすぐに変えているのだ。
今日も、思いつきがあった。
サイズダウン整体はいつもはスタッフにやってもらうパートだが、午前中はスタッフがいなかったので、Iさんの施術をやりながら、思いついた。
サイズダウン整体は、一種の抵抗ストレッチ。
皮下脂肪の厚いところの筋肉を刺激する。
皮下脂肪が取れにくい、普段動かしていないような部分だけ刺激する。
マシンでも、独りでもできない。
力を加減してくれる補助者がいる。
ある体育の専門家をして「不思議なことがあるものだ。あんな簡単なことで痩せている」と。そんな施術法だ。
ダイエット整体の脂肪燃焼効果との相乗効果で、部分痩せができるのだ。
実際は動かせないのだが、受ける者がどこを動かそうとするかによって、効いてくる場所が違う。これなら、ふくらはぎにも効かせられる、と思いついた。
さっそくやってみたら、狙ったところに筋肉が伸ばされる痛みがあるから、効いているのがわかる。
「脚がプルプルする」と言われる。
プルプル後、しばらくすると、だるくなる。
だるさの翌日から、筋肉痛。
筋肉痛がなくなってくると、脚が痩せてくる。
そして1週間後、また施術する。
その繰り返しで、不可能だと言われている部分痩せができるのだ。
久しぶりのサイズダウン整体で、Iさんは、
「ヘロヘロになった」と言って帰って行かれた。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。