私たちを欺いて辞めたNのことを書いたブログ記事に反応して、お客さまが次々にメールを送ってくれた。心配して声をかけてくれるお客さまもいらっしゃる。私の気持ちを察してのことだろう。本当にありがたい。
第一弾はこのメールだった。
昼休みにまっちゃんブログを拝読いたしまして怒りが込み上げています。
昼休みは終わったのですが,メールを書かずにはいられません。Nさんという方のことです。1回も担当いただいたことはないですし,ほとんど顔もわかりませんが声を聞いたりブログに記載されていた内容で何となくどんな方かはわかります。
ご結婚を機に退職か...おめでたいけど勿体ないなぁ と思っていたのにビックリですね。怒りがおさまりません。
松田先生の心中を察しますと,軽々しいことは申し上げられませんが、裏切りられた本人が一番ショックでしょう。
世の中 本当にいろいろな人が居ますね。でも,裏切ることができる人,嘘つく人、実は一番かわいそうでみじめなのはそういう人なんですよね。
どんなに貧乏になって困っても,義理や人情や筋は通していかなければ...と痛感しました。「お陰様」で人生は成り立っているんですから。
誰でも,どんな時でも「一人でここまで来れた」と勘違いしてはいけませんよ〜。
明日から休みで,仕事てんこ盛りの中,まずはナカメにメールしなければ!と居てもたってもいられず,支離滅裂ですが書きました。
松田先生によろしくお伝えください。
とあった。
神戸店の押切にもお客さまから気遣いのメールが届いていて、
昨日、前の職場の友達と会ってて、
その方は先生なんだけれど「法人で(外部に)教えにいってるところの生徒さんに個人で教えるのってやっぱりアカンよなぁ?」って言われて(笑)
「そりゃそうでしょう!」って答えたけれど、「でも、生徒さんってスクールっていうより先生についてない?」って。
それにも、「いや、そりゃそうでしょう!直接教えるのは先生なんだから」って。
「でも、先生方がその生徒様方に教えさせていただけるのは、会社が教授法や教材やらをすごく努力して開発したり改善したりしているという事実の元、レッスンを売っていく担当者が何度も何度も先方と交渉をして、すべてのお膳立てをしてくれたうえで、その信頼を得たスクールの教師ということで無条件に信頼してもらえるからじゃなぁい?」
「先生は本当に素晴らしいと思うけど、個人名でいきなり生徒募集をしたり企業に売り込みにいったとしても、あまり反応は良くないんじゃないかとも思いますよ〜。」
という 話をしたばっかりだったんです。
彼女の場合はそれが分かってたうえで「生徒様に頼まれたからどうかなって思ってさ」ということだったので、まぁ「私にダメと言え!」って感じで話をふってきてたんですけどね。
でも、私の前職でもたまにいるみたいですよ、生徒様にまで会社の悪口言って辞めて、自分で開校するからって生徒様を持っていこうとする先生。
松田先生のブログを読んで、先生が嬉しそうに&名残惜しそうにその方の退職のお話をしてたのを思い出して、嘘まで・・・、やりきれないなぁ・・・って悲しくなりました。
いろいろこみあげてくる感情もあると思いますが、がんばってくださいね!
とあった。
M井宛にもメールをもらっている。
ところで、Nさんのこと、びっくりしました。
私にとって、ナカメを知るきっかけになった人の担当だったし、私が行ってるネイリストさんも担当してもらったし。
こんないつかは絶対バレる大掛かりな嘘、よくついたな、って思います。
私もお祝いメールに九州でナカメオープンしたら、って書いたけど、スルーだったから、おかしいなって思ってたんですよね、結婚自体も嘘だったんですか?そうだったら、大したもんです。
まあ、自分で進化していく大変さをこれから痛感するんでしょうね。
今回、これだけ飲み食いしながらも、シルエットがよくなっているのは、ナカメが進化し続けているからだと、実感してますから。
M井さんの、ナカメの進化し続ける施術についていきますからね。
M井は、
Nの事は本当にびっくりしました。
幸せになって熊本にいるものだと思っていましたからね・・・。
世の中いろんな人がいますね。
私には理解できませんが。
ナカメはドンドン進化しています。
ボスの作った技術をしっかり身に付けて、さらにKさんや他のお客さまにも喜んでいただけるように、日々頑張ってやっていきます!
これからもナカメサロンをよろしくお願いします!
と返信している。
ナカメのことや私のことを案じてくれているのが伝わってくる。本当にありがたいお客さま方だと思う。
「でも、先生方がその生徒様方に教えさせていただけるのは、会社が教授法や教材やらをすごく努力して開発したり改善したりしているという事実の元、レッス ンを売っていく担当者が何度も何度も先方と交渉をして、すべてのお膳立てをしてくれたうえで、その信頼を得たスクールの教師ということで無条件に信頼して もらえるからじゃなぁい?」
まあ、自分で進化していく大変さをこれから痛感するんでしょうね。
今回、これだけ飲み食いしながらも、シルエットがよくなっているのは、ナカメが進化し続けているからだと、実感してますから。
とある。
私のやってきたことは、何もない荒野にレールを敷いて、列車を走らせてきたようなもの。試行錯誤が好きで、進化するようにレールを敷くことは楽じゃないけど楽しんでやっている。
それは、単に敷かれたレールの上を、安全に乗客を乗せて列車を運転するのとは、まったく違う。
私が試行錯誤していた水面下が見えなかったNにとって、綺麗になった上澄みの成果だけを欲にかられて持ち出して、自分一人で独立してやることはチョロイことにみえたのだろう。
実は、この一件を初めて耳にしたときは、なぜか笑えてきた。Nとは辞めた直後から連絡が取れなくなっていたし、貸していたナカメのiPadを娘の名前で送りつけてきたのもこの件が発覚する少し前だった。それでもまだ信頼していたけれど、何か変だな?と思い始めていたからだろう。
スタッフたちは、
Nの事は本当にびっくりしました。
幸せになって熊本にいるものだと思っていましたからね・・・。
だったから、驚いたようだ。事が明らかになるにつれ、さすがに呆れてきたそうだ。
私の方は、段々がっかり感が増していたから、「心ここにあらずで、小さく見えた」というスタッフもいた。深いため息もついていたらしい。
だが、もう立ち直っている。スタッフたちと話していて、「驚いて、がっかりして、頭に来て、呆れて、今は笑える」と、声を出して笑い合ったくらいだ。
おかげで、残ってくれたスタッフたちとの絆がより一層深まったように感じるのである。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。