スタッフ須田が担当しているお客さまからのナカメダイエット中止メール。
須田様
お世話になります。Kです。
申し訳ありませんが、年内の予約をキャンセルさせてくださいませ。
体重も体脂肪も一向に変わらないのが、ストレスになり始めました。一旦普通の生活に戻したく思います。
大変申し訳ありませんが、また年明けに検討してご連絡させてください。
対する須田からは、
K様
おはようございます。ご連絡ありがとうございました。
一旦キャンセルの件、了解しました。
ストレスになってしまったんですね。。(泣)体重は徐々に変化、体脂肪の数値はあまり変化がなかったですが、周りからは見た目がすっきり、というお声がきけて前回は嬉しく思っておりました。
ナカメルールはできることを淡々と。この淡々とを続けることによって数値に、また体感に変化がでてきます。そうなれば、楽しくなってくるのですが、あまり変化がでてこないと楽しくないですよね。
ルールをするにしても、我慢やがんばりをしているとストレスになります。
Kさんのストレスは何でしたか?
甘いものへの我慢のメールをいただいていたので、
それがストレスの一つとしたら、甘いものをやめる、という選択をされてナカメルールをやってみていただきましたが、今後は、甘いものも食べる、という選択をしながら、ただ、甘いものを食べるのは毎日にはしない。食べるとしたら基本は食後。
と、甘いものをKさんのナカメルールに取り込んでやってみて、減り方がどうか。体感がどうか。
というのを次回のナカメダイエットで試してみていただきたいなと思いました。
確かに甘いものを食べるのと食べないのは食べない方が痩せる。というのは頭ではわかっています。
でも、とっても我慢して、期間限定でナカメルールをやっている時だけ我慢して、苦しい思いをして数値を落としても、前の生活に戻してしまえばまた増える。戻ってしまいますよね。
でも、甘いものを食べるタイミング、頻度を気をつけてみて食べながらダイエットをしてみて落ちたら、ダイエット後もその習慣が身についているのでかわらない。そして、ダイエットしている時も無理がない。そうなると楽ですし、うれしいですよね。
私が8年前、ナカメダイエットでダイエットをした時、私の場合は甘いものも好きですが、お酒が大好きでした。
ただ、ナカメダイエットに出会う前もいろんなダイエットをしてきて、その中で大体言われていたことが「須田さんはお酒を飲むから痩せない」でした。
その言葉が頭にあったので、ナカメダイエットの説明を受けた時に、「お酒は飲んでもいいですよ」といわれたのに、「飲まない方が痩せる」と頭でわかっていたので、前半戦は飲んでいませんでした。だからといって、数値はすごく落ちたわけではありませんでした。
ある時、うちのボスに(当時は施術をしていました)「飲んでもかまへん、のめ、のめ」といわれ、うっかり飲みはじめ、そして卒業まで飲んでましたが、そこからでも数値はおち、楽しくダイエットができました。
お酒を我慢している時より、飲んでいる時の方が、ダイエットしている感じはなく、楽しくできました。それで数値もおち、サイズも変わっていました。
頭で「飲まない方が痩せる」と思っていたことが、飲んで楽しくダイエットできた。ということを体感して、頭で思っていても、体が先なんだなと実感しました。
ナカメルールをやってみたなかで、甘いものも頑張っていただいておりましたが、睡眠もかなり頑張っていただいておりましたね。
ナカメルールをしていただいている間に習慣ついたもの、できれば続けられそうなことは続けてみてくださいね。
やってみてわかわないことがありましたらメールください。
そして、年始は7日からやっております。ご予約ご希望の際はご連絡お待ちしておりますね。
中目黒下半身ダイエット専門整体サロン スタッフ 須田
というメールを送っている。
大変申し訳ありませんが、また年明けに検討してご連絡させてください。
とあるけれど、今までのナカメの経験からすると、このKさんは年明けに来店することはないと推測する。
これまでの経緯を今までのメールのやり取りから一部抜粋してみると、
先週の日曜日から昨日までは、
食後のデザートや主食、間食のスイーツは一切お断りして
完璧にカットいたしました。
糖質カットより、出張中に皆で割り勘なのにひとりで
お肉を大量に食べる方が厳しかったかな。
低血糖などの症状は出てないと思います。
ただ昨夜、深夜に帰宅してから、あまりの疲れに、
洋ナシ1個食べてしまいました(>_<)
そしてその洋ナシで火がついて、
土曜日だけはご褒美でいいかな...と、ちょっと思いつつ。
本日ランチの食後のデザートに、ごま豆腐のデザート。
間食も、米粉のシュートレン
(小麦粉、卵、白砂糖、添加物不使用の物)を
先程食べてしまい後悔中...(>_<)
対する須田からの
ナカメルールをきっちり守ることは大事ですが、あまりストイックにやってしまうと、つらくなります。そして、食べてしまって後悔するより、終わったことは忘れましょう。(笑)
できることから淡々とこなしていきましょう。
というメールにもかかわらず、Kさんは、
昨夜、やはりシュガー&ジャンクドラッグ再発...
でもアドバイス通り、
本日から気を取り直して、再び真面目に再開!なかなか甘いものが絶てないですが、頑張ります!
それにしても一週間長いですっ。
できることなら、週に二日通いたい~!
と、甘いもの断ちを頑張ってしまっている。
スイーツ絶ち、ぎりぎりセーフでなんとか続いております。でもほんとに昨日は泣きたいほどしんどかったです。
鎌倉と言えば、あちこちス美味しいスイーツとカフェだらけ。凄い誘惑。
「私、ダイエットこんなに頑張らないといけないほど、太ってるかな?」「でも体脂肪しっかり落としたら、こんなに辛い思いなくなるから、期間限定で頑張ろう」「そんなに頑張って何が欲しいの?これは何の執着なの?」
と自問自答しながら鎌倉を歩いてました。
昔から大好きな大好きな鳩サブレのお店に、最後入って
「毎日ひとつだけ何かスイーツ食べていいっていうルールにしようかな」
ってそんなことを悩みながら行列に並んで、ぎりぎりのところで、列を離れました。
帰りの新幹線の売店で、反動でチョコレートが食べたくなり、売店の前でチョコレートを凝視して佇む私。また自問自答タイムです(笑)
鎌倉のこと、お餅のこと、頑張ったここ数日のことを思い出して、「今、やめたら、これまでの努力が無駄になる。」
でも「こんなにガチガチに頑張らないで、全てを少しづつなら、太らないかも」なんて考えてました。
最後のメールの一つ前のメールでは、
ところで、体重は落ちてきていますが、体脂肪が一向に減らないです~!何故でしょう?
と。それは睡眠不足が原因なのだが、そろそろ止める理由を探す段階だったのだろうと思われる。
ナカメ式ダイエットは「験してみて、感じてみて、比べてみて」を大事にする。
ヒトを機能面から見て、ヒトシステムとして捉えていて、それもカラダ・ココロ・アタマがつながり合ったシステムとして捉えているからだ。
「験してみて、感じてみて、比べてみて」は、カラダ・ココロ・アタマの順番につながりを作っていこうということ。
しかし、世の中の考え方の主流は、アタマシステム中心。アタマにある理屈でカラダを動かそうとする。が、そのアプローチでは結局のところ失敗する。うまくいくことはない。
ダイエットの問題が典型例だ。
Kさんも、まったくこのアタマからのアプローチにはまってしまっている。
アタマとココロの関係は、アタマの理屈が先に立つと、ココロは反対になる。
例えば、人に食べるな、と言われれば、自分は食べたくなる。アタマで食べてはいけないと考えれば、ココロは食べたくなる。
そして、カラダは結局のところココロの欲求方向に従う。
Kさんの例を見ても判るように、アタマが先に働くとこうなる。
ナカメはそれが解っているから、カラダとココロを先にする。
ダイエットは、何を食べたとか食べないとか、という内容の問題ではないし、どんなやり方をするか、という方法の問題でもない。
アタマを先にするのか、カラダを先にするのか、という方向の問題なのだ。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。