このブログは、その時その時に伝えたいことがあるので、具体的な人たちを想定して書いているが、そうでない、想定外の方の反応もある。このメールをくれたK賀さんの反応もそうだった。
松田先生
先生も世の中がGWだということを忘れて、お仕事頑張っていらっしゃると思うと、「私も頑張ろう!」と、こんなところでも励まされております。
先生の影響力は、なかなにスゴイものです。本当に。
さてさて、校了待ちの時間に先生のブログ・チェックをしていたら、あらやだ、これ私っ?!
う〜ん......
若かりしころは、まさに「苦行」というべき過激なダイエットをして、誰からも「細いですね〜」といわれるボディを誇っていましたが、体力はなく、いつもフラフラ。
何かというとバッタリ倒れ、自慢のボディは実は青アザだらけという悲しい(というか恥ずかしい)過去を持っているので「三歩進んで二歩下がるでいい」と言ったのは、まったく本音ではありました。
でも、本当にこれでいいのかしら?
そもそもナカメ式は急激に体重が落ちたりしないけれど、体力も失わないし、いやむしろ元気いっぱい。
なのに私ったら、本当に「三歩進んで二歩下がるでいい」の?
それは無理なダイエットをしているときにいうコトバなのでは?
さかのぼって2日の「習慣の鎖と判断の鎖」のブログを読んで、おおいに反省いたしました。
たしかに「ナカメの禁止事項を破らなければいけない状況」になったとき、それを断るより受け入れてしまうほうがずっと楽です。
相手は好意や習慣で勧めてくれているものだから、なおタチが悪い。
しかもナカメダイエットのことはナイショにしてるので、説明もできず、余計にメンドウ。
週末の楽しい気分をそぐのも、つまらない。
そんな思いを秤にかけると、
「1キロ2キロ増えるわけじゃないし、ま、いいか」と、つい楽なほうに流れてしまいます。
だけど、体は正直なもので、それじゃ、体重は減らない。
たとえ減るのが100グラム、500グラムでも、減り続ければ大きいし、逆に100グラム、500グラムでも、増え続ければ恐ろしいことになるのです。
どちらを積み重ねるかが大事なのですね。
今、私が最優先すべきことは何なのか。
ナカメ式を守っていれば思いのほか簡単に体重が落ちるということを体験したおかげで、かえって少し、目的を見失っていたかもしれません。
一生、付き合いで食べられないわけではないのに。
たかが8週間のことなのに。
平日の誘いを断る努力を、週末にも発揮しなくて、どうする。
ナカメダイエットそのものは、強固な意志の力や頑張りを必要としない辛くない、楽しみですらある驚異のダイエット法ではありますが、
「太る習慣を自分の判断で絶つ」のには、意志の力は必要です。
う〜ん、頭を切り替えなくちゃ。
「痩せたい頭」に。
その頭で行動しないとダメだ、としみじみ思いました。
たくさんの人が待っているなか、治療をしていただいている身なのに、
「三歩進んで二歩下がるでいい」じゃ、お待たせしている方々に申し訳ないですよね。
たぶん、先生に直接言われても、ピンと来なかったかも。
しみじみと読んで、ガツンと来ました。
しかも、私を挟んで翌日のブログには、見事にスリムになった卒業生のお話が。
同じ身長なのに......この体重の差は......(涙)
私だって、私だって「ちと嫌味なぐらい」細身になりたくて、ナカメのドアを叩いたんだったわ。
こうしてブログを読むことで、自分のことを客観的に見ることができました。
す、すごい。先生のブログに、こんな効果があるとは。
恐るべし、ナカメダイエット!
施術がすべてではありませんね。
後半4回、もっとマジメに取り組みます!
私も「ちと嫌味なぐらい」スリムになって、笑顔で卒業を目指します!!
先生、残りあと4回も、どうぞよろしくお願いいたします。
K賀さんは、価値観のはっきりした方だという印象だったから「三歩進んで二歩下がる」のダイエットもありかな、と思っていた。
考えさせてしまったのは以外だった。
価値観がはっきりしていないと、意識的な判断はできない。判断するのは意思と意志の力。考える力と成し遂げようとする力だろう。
意識と潜在意識と無意識という分け方でいうなら、価値観に基づいて判断するのは意識の世界の範疇に属する。
平たくいうなら、何を優先するのか、よく考えて選んでくれよ、ということである。
だからK賀さんの「三歩進んで二歩下がる」ダイエットは肯定できたのだ。
潜在意識的に「なんとなく」食べてしまって「三歩進んで二歩下がる」ようなら、それにはダメ出しをしていたと思う。
身体という無意識の世界に働きかけるのが、うちのダイエット整体。
体験しない人には分からないだろうけれど、本当に食欲を抑制できる。
軽い空腹感と早い満腹感になる。
しかしながら、無意識の世界で食欲が抑制できても、潜在意識的に「なんとなく」食べてしまうのを意識的に止めるのは辛いことだ。
「なんとなく食べてしまう状況」を意識して避けるのが肝なのである。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。