ダイエットのために、スポーツジムに通ったり、食事制限をしたり、レコーディングダイエットを試みたりしたというKさんの卒業メール。
25歳、160センチ。
初回の体重は67.7キロ、体脂肪率30.9%、脚の皮下脂肪率39.5%だった。
16回で卒業。体重63.4キロ、体脂肪率28.2%、脚の皮下脂肪率36.2%になっている。
M先生
こんばんはー。
仕事が忙しくなってなかなか伺えなくなりそうだったのでここで一区切り、ということで、メールをさせていただきます。
まずはM先生、本当にお世話になりました!
今まで、ダイエットは本当にいろいろ試してきました。でも、どれも長続きせず、一時的に痩せたことはあっても、ストレスでバカ食いしてあっという間に元通り...ああ、さすがにヤバいなぁ、と思っていたときに見つけたのがナカメでした。
ナカメをはじめてよかったこと、それは痩せられたことはもちろんですが、自分の食欲をコントロールできるようになったことです。
ナカメをはじめる前は、とにかくお腹がパンパンになるまで食べないと気持ちが満足できませんでした。お腹が痛くなるまで食べて、食べたあとに後悔、みたいな(笑)
でも年をあけた頃から、そういうバカ食いをしなくなったんです!我慢しているわけじゃなくて、自然と自分の意志で決められてるというか。
今までも、正しい食生活をしようと食事の量やカロリーをコントロールしようとしたことがありました。でも、一週間もすると食べたい気持ちが抑えられず元通り、と挫折ばかりでした。
なので、こうして落ち着いた(!?)食生活ができていることが私のナカメで得た一番の自信になっています。
もちろん、体重も3?4キロ減って制服も始めた当初より緩くなり、足のお肉もスッキリして、もっとこのへん細くならないかなぁ?なんて鏡で毎日チェックしてしまいます(笑)
そして前より足がまっすぐになってきたような...!
それと最近気づいたのですが、腰痛がすっかりよくなりました。前はデスクワーク中何度も腰をひねってボキボキ鳴らすのがくせでした。でも、ここ最近一切やらなくなりました。まさか腰痛までなおるとは思っていなかったので、驚いています。
でも、大雑把でナカメルールの守り方も劣等生だった私がこうして満足して一区切りできるのも、いつも明るいM先生に励ましてもらったからです。本当にありがとうございました。
これからもメンテナンスや、仕事が落ち着いたらナカメダイエット第2段やりたいなぁ?なんて考えているので、またよろしくお願いしますm(__)m
1通のメールの中に、
今まで、ダイエットは本当にいろいろ試してきました。でも、どれも長続きせず、一時的に痩せたことはあっても、ストレスでバカ食いしてあっという間に元通り...
ナカメをはじめる前は、とにかくお腹がパンパンになるまで食べないと気持ちが満足できませんでした。お腹が痛くなるまで食べて、食べたあとに後悔、みたいな(笑)
今までも、正しい食生活をしようと食事の量やカロリーをコントロールしようとしたことがありました。でも、一週間もすると食べたい気持ちが抑えられず元通り、と挫折ばかりでした。
と3カ所も、食欲をコントロールしようとして、逆に食欲にコントロールされていたか、が書いてある。
一方で、
ナカメをはじめてよかったこと、それは痩せられたことはもちろんですが、自分の食欲をコントロールできるようになったことです。
でも年をあけた頃から、そういうバカ食いをしなくなったんです!我慢しているわけじゃなくて、自然と自分の意志で決められてるというか。
こうして落ち着いた(!?)食生活ができていることが私のナカメで得た一番の自信になっています。
とも、記されている。
そもそも食欲をコントロールしようとすることが、自然に反している。食べたいときは食べたい。逆に食べたくないときは食べたくない。大事なのは、それがいつか、どんな時か、ということだ。
ナカメは、意識で行動をコントロールしようとはしない。歩くときに足の動きを意識でコントロールしようとしたら足がもつれる。そんなことはしない。
だが、注意なら向けられる。四六時中はできないけれど、少しの間なら重心移動に注意を向けて歩くことはできる。
大事なのは、意識で行動をコントロールすることではなくて、行動のスイッチが入る瞬間に注意が向くような仕組みを作ることだ。
ナカメの仕組みでいえば、ダイエットチェック表もそうである。ナカメルールが守れたかどうか。黒丸、白丸をつける。何が守れて、何が守れなかったか、注意を向けるためのものだ。
チェック表はマニュアルではない。靴に足を合わせるようなものではない。チェック表にあるナカメルールは守らなければならない宿題のようなものではない。
一日過ごした後でチェックして、自分の実際行動を知るためのものである。その時のエピソードを思い出して意味化するためのものである。
どんな時に食べたくなるのか。どんな時は食べたくないのか。どんな時に食べてしまったのか、どんな時は食べなかったのか、なにげなくやってしまっていることを体験したエピソードとして思い出すためのものだ。エピソードには共通性があるから、そのエピソードの共通性に隠された意味を分かるためのものである。
つい食べてしまったという反応行動は、事前のサインとセットになっている。サイン・反応行動で一つのセットだから、反応行動だけ取り出して直せない。そんなことはできない。ヒトの自然がそうなのだから逆らわないことだ。
食べてしまった行動だけにフォーカスしやすいけれど、大事なのは事前のサインだ。食べてしまってもいいけれど、事前のサインに注意を向けることだ。ああ、私はこんな状況になると、食べてしまうと、観察することだ。
観察した結果、反応行動を起こす事前のサインが分かるようになってくると、事前のサインに注意が向くようになる。そうした状況をココロがマズいと感じてくれて、カラダは自然と避けてくれるようになる。例えば、嫌いな人物に会うとなると、なんとかいい訳を考えて、会わなくてもいいようにするのと同じ作用である。
食べてしまったエピソード、食べなかったエピソード。そうしたエピソードを記憶していれば、食べてしまうはめになる状況が事前に分かるようになる。事前に分かれば、避けられるようになるのは当たり前だろう。
ナカメをやることによって、
自分の食欲をコントロールできるようになったことです。
とあるのは、結果として、だ。逆説的だが、食欲をコントロールしようとしなくなったからこそ、そう思えるようになったのである。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。