ナカメダイエットでは、「うまくいかないな!一見失敗かな?」と思うような体験をすることが必要である。ナカメダイエットには必須といってもいい。
順風満帆で痩せてしまうと、いざメンテナンスとなったときに戸惑うからだ。意志力を使って、つまずかないで順調に痩せた方に限って、リバウンドする方も多い。
しかしながら、お客さまは、失敗しないで成功する道だけを求めがち。間違えないで正解だけを求めようとする。
「やってみて、試してみて、感じてみて」する前に、答えを訊ねてくる。それこそナカメ的には間違いだ。
例えば、こんな問いがメールで届く。
H様
度々恐縮ですが、先程、別途質問することを失念しておりました為、確認させていただきたく。
私はお肉が苦手で、普段、あまり摂取致しません。(お魚が好きです。)脂分や塊が駄目なので、食べる時は赤身の薄いものや鳥ササミになります。ハンバーグなどの挽き肉は大丈夫ですが、脂が多いので気を付けております。
従来そして現在もタンパク質を摂取する際は、お魚(マグロやカツオ)や豆腐を主としております。
今後、夜にお肉を多く摂取する必要があるようですが、私のようなタイプは不向きでしょうか...?
お忙しいところ誠に申し訳ございませんが、ご教示いただけましたら幸いに存じます。
ナカメダイエットをやる前だから、不安に思うのは当たり前。気持ちは分からないでもないけれど、体験したことのないことは、いくら事前に説明を聞いても分かることはない。
多くの人は、分かってからやろうとする。ナカメは逆だ。やってみるから、試してみるから、感じてみるから、分かるのだ。
分かってからやるのではなく、やったら分かる。
「分かる」ということに対して、そもそも前提が違う。「やってみて、試してみて、感じてみて」こそ分かる、ということを大事にしているから、ナカメダイエットの成功率は高いのである。
この辺りは、経験の浅いスタッフにまで徹底できていない。やってみる前の質問に対しても、親切に回答するスタッフがいる。お客さまにとっては親切なスタッフだと思うだろうが、それはナカメ的には逆。うまくいかない体験をさせてあげることこそ、ナカメ的には親切である。
担当したHが事前の質問に対して親切に回答している。
H様
こんばんは。
たんぱく質摂取の件、ご回答ありがとうございます。
HP上のメニュー別項目については、ざっと目を通しましたが、殆どのご経験者の皆様がお肉の塊を食されたとの記述がございましたので、やはりお肉中心の食事は基盤なのか...?と多少不安を覚え、念の為、確認させていただきました次第です。
H様
こんばんは。
夜分遅くに恐縮です。本日は、ありがとうございました。
おさえるべき重要な点はご説明いただきましたので、手引きを読みながら再確認してみたいと思います。今晩は、豚ロース230gを生姜焼きにしました。結構な量になりますね。
従来、朝に豆乳に青汁を混ぜて飲んでおりましたが、一旦休止します。
先程、一点お尋ねするのを失念しておりました。すみません。
毎日、メリロートというむくみ解消のサプリメントを摂取しておりましたが、一旦止めた方が良いですよね?
(これまで効果が表れた試しがありません...汗)
H様
おはようございます。
早朝から失礼致します。昨夜は、早々とご回答ありがとうございました。
お肉は、そこそこ満腹感がありました。気持ち悪くもなっておりません。
豆乳は飲みたくて飲んでいた訳でなく、痩せると思っていただけです(;^_^A
結局、痩せませんが...(苦笑)
一旦休止します。
サプリメントは飲む時間が決まっていないので、食後に飲みます。
二点質問させていただきたく。
①豚ロースですが、周りに付いている脂は食べても大丈夫でしょうか?(昨夜は食べてしまいました)それとも取り除くのでしょうか?
また『モモ部分』は避けますか?②魚ですが、脂肪の多い『ぶり、さば、さんま』等の青魚は避けた方が良いでしょうか?
淡白な白身魚が望ましいでしょうか?マグロ(トロ除く)やカツオの赤身は大丈夫ですか?また、焼く煮る蒸すの他に刺し身でも良いですか?お手数ですが、ご教示願います。
やってみたら、今度は細かいことまで事前に知りたくなる。細かい質問に対して細かい回答がさらに続いていく。
だが、そんな細かいことは「やってみて、試してみて、感じてみて」の試行錯誤すれば身体で分かるのだ。
お肉は、そこそこ満腹感がありました。気持ち悪くもなっておりません。
と、カラダで分かるし、
豆乳は飲みたくて飲んでいた訳でなく、痩せると思っていただけです(;^_^A
結局、痩せませんが...(苦笑)
と体験して分かれば、
一旦休止します。
という自己判断もできる。
やる前に分かることは原理的に不可能なのだ。説明を聞いて分かったつもりになるだけだ。
分かったつもりになるのと、分かったこととは決定的に違う。
やってみて、以前の体験と比べてみてこそ、体感で分かる。ナカメはこっちである。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。