ある研究機関で生命科学の研究職をされているYさんは、研究の疲れが頸にでるから、月に1回、身体のバランス調整のためにお越しになる。
2003年8月が最初だから、もう長いお付き合いになっている。
当時は、まだ大学院生で、後々に分かったことであるが、本人もT大卒、ご主人もT大医学部卒の研究職。
だからではないかもしれないが、最初の頃は、まったく信用されていなかった。本人に確認したら笑っているから、たぶんそうだったのだろう。
信用されるようになったのは、ご本人の体重が47キロから44キロになって、サイズが1サイズ落ちてからだ。
学会に出かけているときに、体重とサイズが落ちたらしく、嬉しいメールをもらったのを覚えている。
それからだ。施術のときに笑顔を見せてくれるようになったのは。
お友達も一人紹介してもらった。
Yさんは、パソコンで体重変化のグラフをつけてくれていた。2ヶ月で3キロ落ちて、その後、維持している様子がうかがえるグラフだった。
「何かの役に立ててください」といって頂いた。
グラフ化の効用が分かったので、それをヒントにして、今では<整体ダイエットチェック表>として活きている。
今日訊いたら、
「44キロでは痩せすぎ。45キロを切ると、着る服がなくなってしまう」
「45キロから46キロくらいがベスト。それなら7号が綺麗に着こなせる」
と言われる。
年末のこの時期だから、1ヶ月前より太った気がしたので、
「ふっくらしたんじゃない?」と言うと、
「少し太っても、痩せたときと脚のラインは変わらない」とニッコリ笑うだけ。
落とし方も分かっているはずだから、心配はしていない。
Yさんが来られた頃は、整体だけで下半身痩せをやろうとしたばかりの頃だった。他に類似のものがないから、パイオニアとしての楽しみもあったが、同時に不安もあった。
そんな時に、下半身ダイエット専門整体でやっていける自信を与えてくれたお客さまの一人である。
そう考えると、私の自信は成功した多くのお客さまによって支えられている気がする。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。