今日で8回目のHさん。体脂肪率は4%マイナス。体重は4.3キロ減で目標まであと2キロ。
下のサイズはLからMになっているようだが、もう少し延長継続してダイエットしたいそうだ。
以前にアドバイスした禁煙法のその後を訊いた。
必ず吸ってしまう状況を、書き出してみたそうだ。
すると「二つの状況がタバコを吸わせているとわかった」と言われる。
一つの状況は、パソコンの前で、意味もなくネットを見ている時。
Hさんは、在宅のインターネット関連の仕事で、パソコンに向かうことが多い。
仕事で向かっている時は、タバコを吸う余裕もないから、問題ない、ということだった。
だが、仕事を離れて、パソコンに向かっているときが危ないそうだ。
もう一つの状況は、映画などのDVDを見ている時。
この状況は、おやつを食べたくなって、タバコも吸うから、二重に危ないそうなのだ。
この二つの状況に陥れば、タバコを吸ってしまうのは避けられない。
前に、例えた、あみだクジ。
ハズレクジと分かって引くアホはいない。
Hさんも、この二つの状況を作らないようにしたら、1日4箱のヘビースモーカーから、今は2箱にまで減らせたそうである。
書き出してみること、これがポイントだ。
書き出すことによって、当事者感覚から抜けて観察者感覚の眼で、自分のやっていることを把握できる。
ある意味、状況がそうさせるので、自分のせいではないと思えばいい。これがコツだ。
このコツは、食べてしまう状況を避ける方法と同じなのだ。
自分のせいだと思うから、目の前の状況を離れたところで、後悔、反省、決意をする。
いくらそうしたことをしても、目の前に食べてしまう状況はないのだから、まったくの無駄。
次に食べてしまう状況になったときには、後悔したことも、反省したことも、決意したこともきれいに忘れてしまっているのが落ちだから。
状況のせいにすれば、避けるだけでいい。
元を断たなきゃダメなのだ。
このコツがわかったHさんは、あと何回かで目標体重を達成できることと思う。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。