下半身ダイエット【論より証拠】お客さまの感想
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たかが睡眠だが、やっぱり、されど睡眠なのである。

朝一の2号店のお客さまだったYさん。



48歳、160センチ。



初回の体重は49.8キロ、体脂肪率27.6%、脚の皮下脂肪率31.6%。



本日の測定では、体重49.1キロ、体脂肪率26.3%、脚の皮下脂肪率26.3%だった。



2回目の測定では、体重49.3キロ、体脂肪率25.1%、脚の皮下脂肪率29.4%。



まだ3回目であるが、明らかに減りが悪い。



チェック表を見せてもらう。



ナカメルールの主要な項目には、黒丸はついていないが、睡眠時間の項目はこの2週間で、週末以外はほとんど黒丸である。



これが減らない原因だろう。



夜が遅くて、朝が早い。

12時過ぎて寝て、朝5時半に起きるらしい。

それでは睡眠時間は6時間に満たない。



朝のお弁当作りで朝が早く、受験生を抱えているから夜は遅いのだそうである。事情は分かるけど、カラダに刻み込まれたリズムには勝てないよ、と話す。



想像力を膨らませてこんな話をする。



「アメーバくらいのところから、連綿と生命をつないで、Yさんが、ここにいるんだよ。カラダにはそんな頃からのリズムが遺伝子情報として書き込まれているんじゃないかな?太古の昔の人間の生活を想像しても、カラダは昼間動いて、夜は寝るようにできている。それにはどんなに頑張ったって逆らえないよ」



「だから、うちには、夜の仕事をしている人たちもダイエットしに来るけど、ほとんど成功した例がない。綺麗でいたいのは分かるから、そりゃ引き受ける。けど、仕事柄、やはり睡眠時間が少ないし、たいてい眠っている時間帯がズレいるからね」



と話す。





睡眠にはいろんな説がある。



私の知っている説では、夜の10時から夜中2時くらいまでが、成長ホルモンが活発に出る時間帯と言われる。



夜の8時から朝の4時くらいまでが、吸収と代謝に適した時間帯だとも言われる。



成長ホルモンは、成長期には文字通り成長を促すホルモンであるそうだが、長じて成長が止まってからは、新陳代謝を促すホルモンとして働くようである。



新陳代謝は、古い細胞を壊して、新しい材料を取り入れて、新しい細胞を作ることだろう。



その時間帯に寝てなかったら、その働きは落ちる。



実際問題として、眠りの少ない人、眠る時間帯がズレている人は、体重や体脂肪率の減りが止まってしまうようだ。それは経験則として分かる。



結構語ってしまったのだが、言いたかったのは、「他のルールが守れても、いい時間帯によく寝てないと落ちないよ」ということだった。



9時に寝て朝6時に起きたほうがいいというお医者さまもいるくらいだ。



理想的にはそうだろうが、ナカメルールでは、現実的なルールとして作っているから、せめて12時前に寝て6時間は睡眠をとってほしい、としている。



Yさんは、11時に寝て5時に起きる生活を心がけてみる、ということで、この1週間様子をみることとなった。



たかが睡眠だが、やっぱり、されど睡眠なのである。

※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。

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