3回目の再開コースだったAさんからの卒業メール。
33歳、165センチ。
再開初回の体重は55.1キロ、体脂肪率24.8%、脚の皮下脂肪率30.9%だった。
5回で卒業。体重51.5キロ、体脂肪率20.1%、脚の皮下脂肪率27.0%になっている。
須田先生、H先生
岡部先生、HM先生、
てつこ夫妻、松田先生
ナカメスタッフの方
こんにちは、Aです。
6月8日のナカメでは、みなさんに卒業を祝っていただき、正直なところ、涙が出そうでした。(出てたかは、秘密です...)
私は2010、2011年とナカメに通っており、その時は7号パンツをはけるまでにして頂きました。
ナカメにお世話になる前は、とにかく自分の下半身への劣等感の塊でした。
ウエストから上はまあまあ華奢でしたが、垂れたお尻と太いもも、ふくらはぎ、そして最強なのは、出っ張った大転子です。
大転子が隠れない服は絶対禁止でした。
そんな私でしたが1回目、2回目で、脚やせ、体重減、体のバランスアップの成果は充分得られ、7号パンツの幸せな生活を送ってました。
しかし、今年3月末に須田先生にメールしたときには、壮絶な状態だったんです。
須田先生から、気分転換になるかも、とメンテナンスに誘って頂いたのをキッカケに、その危機的状況から助け出して頂きました。
また7号パンツがはけるようになるとは、3月の時には思ってませんでした。ほんとにありがとうございます。
あまりに恥ずかしく、詳しくは話していませんでしたが、1月2月に、受験と仕事のストレスから、食べに走ってしまい、、過食がひどくて苦しい状況でした。
つらい受験も、3月に合格がわかった時点で解放され、食生活が戻せると思ってましたが、現実はそんなに甘くはなかったです。
悪しき習慣から抜け出せませんでした。
どんなだったかというと
①夜食べ過ぎて朝抜く
②昼はサラダと小さい玄米おにぎり
③夕方お腹が空く
④6時以降は、会社の置き菓子とアイスタイム
→アイスは300キロカロリー以上を4つぐらい瞬間的にペロリ
→通勤中もコンビニに寄っては買い食い
⑤夕飯は家で食べるが、仕事で帰宅が午前様なので、1時、2時にご飯と食後のデザートを詰め込むだけ詰め込む
仕事のストレスは解放されず、だんだん過食もひどくなると、朝の通勤時や仕事中もおやつが手放せなかったです。おやつだけで毎日3000キロカロリーぐらい食べてました。
昨年10月は49キロでしたが、3月の最高時は58キロ超までいってしまいました。
さすがに58は許せる体重ではないです。
過食を直すには三食規則正しく食べるしかないということをインターネットで調べて、食事記録ダイエットで58から54を何度も行ったり来たりしてました。
そんな中、たまたまひっかけたキーワードでまっちゃんのブログにたどり着きました
そこには、ナカメで過食を治せる人もいるという話が紹介されてました。
私の1回目と2回目のナカメ生活では、ルールを守るのに結構、気合いと根性で我慢してた感がありましたので、余計ひどい過食になってしまうと思いました。
でも、うまく過食を治した方の記事をみてわずかな望みをかけて、3月末に須田先生にメールした、という訳です。
今から思うと4月のメンテナンス時はまだナカメルールは我慢で成り立つものだと考えてました。
一週間でグングン体重は下がりました。
しかし人からの思わぬチョコの差し入れを断れない状況や、人との会食で、予定のお店のお肉が食べられなくなってしまうことがあり、、一個黒丸がついたら、嫌になってしまい、あえて黒ばっかりにしてしまう始末でした。
メンテナンスの一週間の拘束が終わると途端にたくさん食べてしまい、せっかく減った体重もまた元に戻ってしまいました。
自分は何をやってるんだと、むなしくなり、無気力でたまたまナカメのホームページをまた見てました。
そしたら、一問一答のところに、神の声がつづられてました。
初めて見るわけではなく何度もみたことがありますが、その時は稲妻にうたれた感じでした。
「その一口が胃を大きくする」「ちょっと一口が、豚になる」「痩せて素敵な体でいたいか、食べて豚になりたいか、の2択」
というような内容でした。
やっぱり豚はいや、痩せていたい、と心底思いました。
食べるけど痩せていたいなんて、うまい話はないんだと心を洗い、3度目ながら、本格的にナカメに通うことにしました。
神の声のおかげで、前向きな人生を送る気になり、ナカメに通えるまでの間、若干、いい方向に体が変化してました。
それから、実際に通い始めて、やけっぱちな性格について、須田先生から、的確なアドバイスをもらいました。
「全部白丸じゃなくたっていいじゃない、1個黒丸だって残りを一個でも多く白丸にできれば、自分を誉めてあげていいし、頑張ったことになりますよ。」
それから夜の肉の量について、それまでの常識を一新して初めてナカメ式を守りました。
今までは、肉だけに抵抗があり、野菜も食べたり、肉料理的なものを食べて、あまり食べ過ぎないようにしてました。
しかし「250グラムは食べないと足りない」「肉以外を食べてしまうとお腹いっぱいになって必要な肉が入らない」っとアドバイスもらいました。
つけても味噌汁程度にして、肉だけにしました。結構たくさん食べられるので嬉しかったですし、変な話、肉の腹持ちがいいのか、ツボ押しが効いてるせいか、全然朝もお腹が空きませんでした。
というわけで、ナカメダイエットの説明書にあった通り、ひもじい思いをしなくてすみました。
以前は夜の肉の量が少なくて、朝は胃がグーグーなって、気合いで午前中を乗り切ってました。この辺りも今回うまくいった理由だと思います。
H先生には、同食を厳しく指摘していただいたのと、昼のサラダの量やトッピングについて、詳しくアドバイスいただきました。
まさかドレッシングが同食になるとは...。まさか、サラダの量も徐々に減らしていくものとは...(サラダはいくら食べてもいいと信じてたから)
人間は思いこんでると、そうしてしまうのですが、H先生の話を聞いて、必要なサラダの量試してみたら、確かに肉をたくさん食べて腹持ちがいいせいか、サラダはさほど食べなくても良かったんです。夜までのつなぎで食べる感じでした。
それから30回かむかむ習慣も守れませんでしたが、意識するだけでも効果的でした。
甘いものは欲しませんでしたが、何となく口寂しい日が2回ぐらいありました。そんな時はアーモンドかカシューナッツを食べました。おすすめは、大袋は買わず、できるだけ食べきりの小さいサイズを買うのがいいです。
甘くないので、もっと食べたいという欲求がわかずに落ち着いて過ごせました。
接待で飲み会に参加しなければならない時があり、正直、過食やデザートが不安でたまりませんでした。正直に須田先生に不安を訴え、アドバイスもらいました。
「たんぱく質中心で、炭水化物とデザートは特に注意して。大丈夫、きっと出来ますよ」
会食は四時間も続き、食べ過ぎたと思いますが、たんぱく質!に限定できました。デザートも食べなくてすみました!
帰りの電車で、コンビニに入りたくなり、入ってしまいました。ガルボを手に取り、レジに向かおうとしたら、レジが混んでて、買う気がなくなりました。多分須田先生が助けてくれたと思いました(涙)
でも、自分自身でも、新しい自分の一面に気がつくことができました。
またある日は、外国に行ってしまう友達との食事会があり、ケーキを食べてしまいまして、コンビニのチョコにも手を出してしまいました。
でも気持ち悪くなってしまいました。
あれっ、体が受け付けなくなってる!っと自分の変化に気づきました。
あと、土曜日に比較的予約がいれやすく、毎週きっちり通えたのが良かったです。
やっぱりナカメにいくというだけでモチベーションアップになります。
金曜日は普通疲れがたまって、自分に甘くなりがちですが、ナカメ前日なので、自然にやる気が出ました。
金曜日夜に疲れをとって土曜日ナカメ、日、月曜と好スタートを切れ、いいリズムで通えました。
と、そんなこんなで、順調に最後の6月8日を迎えたのでした。
最終日後、きっちり一週間ナカメ白丸生活を過ごした上で、15日に卒業としました。
ナカメ生活の醍醐味はやっぱり朝、体重がストンと落ちてることですね。
そしてグラフに記入し、右肩下がりの線を書いて酔いしれる...。
それから、私が二年ぶりに顔をだしていなかった間に、サイズダウンが進化してたこと。
痛くないんです! 以前は、結構、痛かったですから。
また4ヶ所も当てられるので、前より効果が高いんですね。
それと、「うきうき」の筋肉ほぐしも前はなかったのですが、やって頂くと体がほぐれて脂肪が落ちやすくなる気がしました。
またチェックシートの状況回避は素晴らしい考えです。もし今後くじけそうになっても自分で深堀して回避できるような気がします。
今回、いろんないい風がふいて、私を後押ししてくれましたが、一番学んだのは以下のことです。
ダイエットには、努力は絶対必要です。努力なしに、ダイエットは出来ないです。
でも我慢はしてはいけないです。成功できない可能性が高まります。我慢は、反動とセットです。
ナカメ式ダイエットは、努力は必要だけど、我慢しなくても、成功できるように導いてくれます。
(ただ行っただけで努力もなしに楽に痩せられるとは言ってません)
もしナカメをやってるのに、我慢してるとしたら、前の私みたいにやり方がどこか間違えてるかもしれないです。
もしくは、下半身痩せの願望がさほどではないのかもしれません。
最終日に、松田先生からコメントもらいました。
「白丸ありきでスタートしたら、全部白丸でなくてはならない、黒丸は自分で許せなくなってしまう。白丸にすることに我慢を伴ってしまう。でも最初から、黒丸ありきで、スタートすれば、一個白丸ついただけでも誉められるし、 結果的にたくさん白丸がついたら、すごい進歩じゃない」と。
以前は、白丸にこだわり、自分をコントロールしたくても出来なくて、ヤケになりましたが、気がつけば、コントロールするつもりはなくても、結果的に体がいい方向についてきてくれた気がします。
以上大変長くなりましたが、卒業のメールとさせていただきます。
追伸
卒業して一週間、一問一答を頼りに過ごしてます。
チョコはエルメスやヴィトンです。めったなことでは手は出せません。
せっかく落ち着いてる現状をしばらくそっとしときます。
長文のストーリーを綴った卒業メールで、結果オーライだが、気になるAさんの認識もある。
ダイエットには、努力は絶対必要です。努力なしに、ダイエットは出来ないです。
でも我慢はしてはいけないです。成功できない可能性が高まります。我慢は、反動とセットです。
ナカメ式ダイエットは、努力は必要だけど、我慢しなくても、成功できるように導いてくれます。
(ただ行っただけで努力もなしに楽に痩せられるとは言ってません)
もしナカメをやってるのに、我慢してるとしたら、前の私みたいにやり方がどこか間違えてるかもしれないです。
もしくは、下半身痩せの願望がさほどではないのかもしれません。
とあるところ。
我慢はしてはいけないです。成功できない可能性が高まります。我慢は、反動とセットです。
ということが体感できたのはいいけれど、我慢だけでなく、ナカメダイエットは努力もいらない。
そのために、我慢しなくていいように、努力しなくてもいいように、意志によるコントロールを放棄することが必要。厳密に言えば、モノを動かすときに動き始めには力が必要なように、最初の3日だけは意志が必要。三日坊主でいいから。
ダイエットで難しいのは、継続できるかどうか。
継続できるかどうかは、習慣化できるかどうか。
習慣化できるかどうかは、楽しくやれるかどうか。
楽しくやれるかどうかは、意志によるコントロールを捨てられるかどうか。
やらねばならないではなく、やりたい気持ちでやれるかどうかだ。
やりたい気持ちを育てるのは、楽しみを見つけられるかどうかにかかっている。
楽しむためには、トライアル&エラーで自分のカラダを使って研究的に実験的に取り組めばいい。トライすれば何らかの結果が得られるから、その結果と状況・行動との関係を調べていけばいい。
大事なのは「やってみて、試してみて」だ。カラダで学んだことでなければ身に付かない。カラダで分かるのとアタマで理解しているのとは分かり方のレベルが違うのだ。
意志で行動をコントロールするよりも、トライアル&エラー。
エラーすることが怖い人は、トライできないけれど、エラーも経験と思えば、結果がどうであれ、トライすることは何でもなくなる。
白丸も黒丸もトライした結果。難なく守れたこともあるだろうし、何とか守れたこともあるだろう。
必要なのは、そうした結果を踏まえて、我慢してしまう局面や努力してしまう局面を振り返って、その時のココロの中の葛藤も含めて、意識に上げること。コトバ化することである。
そのための
またチェックシートの状況回避は素晴らしい考えです。もし今後くじけそうになっても自分で深堀して回避できるような気がします。
である。
Aさんは、アタマで考えてカラダをコントロールしようとする傾向がある。「あるべき」とか「ねばならない」とか「はずである」が、アタマにあるから、ナカメルールを破ることが許せない。
話の端々にその傾向が見られるから、ただ前提を変えればいい、とアドバイスした。
最終日に、松田先生からコメントもらいました。
「白丸ありきでスタートしたら、全部白丸でなくてはならない。黒丸は自分で許せなくなってしまう。白丸にすることに我慢を伴ってしまう。でも最初から、黒丸ありきで、スタートすれば、一個白丸ついただけでも誉められるし、 結果的にたくさん白丸がついたら、すごい進歩じゃない」と。
以前は、白丸にこだわり、自分をコントロールしたくても出来なくて、ヤケになりましたが、気がつけば、コントロールするつもりはなくても、結果的に体がいい方向についてきてくれた気がします。
とあるのは、コントロールしなかったからこそ、である。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。