SさんとYさんは、15キロ以上減量した I さんの紹介で通われるようになった。
子供の学校つながりの友達同士のようだ。
Sさんは今日で9回目。延長継続コースを選ぶかメンテナンスコースを選ぶか迷っていた。あと少し落したいが、もう十分落ちているから迷うところだろう。
8回の施術で、7.5キロの減量だ。
体脂肪率も30%以上あったのが、25%を切るようになった。
LサイズからSサイズが入るようになったそうだ。
「今回のダイエットは、上から落ちずに、下から落ちた」と、予想以上の効果に悦んでくれている。
しかし、初めの頃は、思うように体重が落ちなくて、文句タラタラだったのだ。
前のサイズを知っている行きつけのブティックの店員さんに「『痩せた』と言われる」のが、まんざらでもないらしい。
話しながらニヤニヤしている。
そのSさんから『ガハハハッ!出直し、出直し!』のメールをもらって憤慨していたYさん。友達同士でも、ダイエットの上ではライバルのようだ。
Sさんがモタモタしているのを尻目に、Yさんは順調に体重を6キロ落していた。
13号から、11号ユルユルになっている。
今日で11回目。継続延長コースである。
しかし、毎回、減量していたのに、初めて少し戻してしまった。
訊いてみると、「昼と夜と、外食が2回続いて、白いご飯を続けて食べてしまった。ほんの少しなのに」と悔やんでいる。
ナカメダイエットのルールでは、外食はOKだが、主食系炭水化物の白いご飯はNGである。
ルールを守らないと、それは正直にでる。身体はウソをつかないからだ。
「仕方ないですね」と突き放す。
ひどい腰痛持ちで、週に1回の鍼治療が欠かせなかったが、いつしか必要なくなったようだ。
腰痛の治療をした訳ではないが、身体のバランスを整えていると、こうしたことはよくある。
「最近、鍼に行かないので、娘が驚いている」と満足気な様子である。
あと少しで目標体重だから、もう少し頑張るとのことである。
ライバルの牽制もあるから、達成するだろうと思う。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。