A津さんは今日で2回目。
初回からは1.8キロの減量。
久しぶりに60キロの大台を切って、嬉しそうだ。
今まで置き換えダイエットをしていたそうだが、うちのダイエットを始めてから、
「お腹が空いているからといって、たくさん作ると、食べられない」
と言われる。
それはそうだろう。
初回時に、小冊子になっているダイエットの手引きを渡して、うちのダイエットのやり方を説明するが、その時はあくまでもアタマでの理解。
うちのダイエットをやるには、まずアタマでの理解が先行する。
ダイエット整体によって食欲を抑制してやるのを前提にしているから、他のダイエットとは考え方が違う。
ほとんどの方が、目からウロコのようだ。
「思いのほか満腹感が早く来る」
と言われるのも、A津さんが、カラダで体感するまでは、本当のところは分からなかったからだろう。
お昼は、置き換えダイエットの食品とサラダにしているそうだから、それはOKだよ、と応える。
置き換えダイエットの製品は、どこのものであれ、栄養学的には考えられているから、それを摂るのは否定しない。
しかし、その製品をやめて普通の食事に戻したときが問題で、何をどれだけ食べればいいのか、分からなくなって、たいていはリバウンドしてしまうよ、とは説明する。
うちのサロンのダイエットは、普通の食事を基本にしている。
それでも、卒業後の維持の時に主食と間食と朝食の摂り方が分からなくなる人がいるのだから、特別な食事を摂っていればなおさらだろう、と思う。
その話は、ダイエットの時の、アタマでの理解とカラダでの体解の関係についてのことだが、ココロとカラダの関係のこともある。
それはこんなことだ。
「ご飯はやめられない」
「甘い物がやめられない」
といった人は、炭水化物中毒・糖質中毒の疑いがある。
まあ、軽い麻薬中毒みたいなものだが、2週間くらいそうした食物を摂るのを止めると、中毒症状から脱するのが経験的に分かっている。
だから、うちのサロンのダイエットでは、始めてからの2週間を大事にする。
最初の3日くらいは、ダイエット整体の効果も著しくないから、我慢がいる。
しかし、それを過ぎると、軽い空腹感と早い満腹感になってくるから、食べなくても平気になってくる。
ただ、ご飯を見たり、甘い物が出てきたりすると、今までの過去の経験から、食べたら美味しそうだな、という連想が出てくる。
ココロはイメージを連想していく性質を持っているから、これは止めようがない。
しかし、カラダの方は、ダイエット整体の食欲抑制効果が出ているから、そう食べたくもなくなっているのだ。
だが、ここでこうした誘惑的な連想に負けると、また振り出しに戻る。
どうしても2週間は、ナカメダイエットのルールを守らなければ、下半身ダイエットは無理なのである。
うちのサロンは、うちのやり方に合わない人には返金するシステムを持っている。
始めてから2週間、3回目の時に、合う合わないを判断しているのもそうした理由からだ。
(*2021年現在は、初回のフル施術を完全無料で受けることができるシステムになっており、返金制度は導入していません。)
俗な言い方をすると、ダイエット整体が効いてくると、カラダの方は「胃が小さくなっている」から、あとは「目が食べたい」というココロの問題をクリアーすればいいだけなのだ。
下半身ダイエットに対する最初のモチベーションが大切なのだ、と思う。
このモチベーションの低い人は、たかが2週間が乗り越えられないのだ。
最初の2週間を真面目にやれば、変化が見えてくる。
それは、さらなるモチベーションのアップに繋がる。
この流れに乗れば「ダイエットしている気がしない」なんて思いながら、2ヶ月なんてあっという間に過ぎる。
このブログに載せている数々の実例の方たちは、このことに賛意を表してくれると思う。
A津さんも、好きな和菓子を止めているそうだから、次回の3回目にもいい結果が出ていることだろう。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。