昼のレストラン経営と夜のピアノ弾きの仕事を掛け持ちでされているY山さん。
32歳、150センチ。
初回の体重は48.0キロ、体脂肪率23.4%、脚の皮下脂肪率30.5%だった。
昼夜忙しく働いていて、なかなかナカメルールが守れないようであるが、9回目の測定では、体重44.6キロ、体脂肪率20.2%、脚の皮下脂肪率27.6%まで落としている。
松田先生、M先生
お世話になっております、先日メールさせて頂きましたY山です。
先生方、お忙しい中、早々のお返事本当にありがとうございました。
生活を崩し「このやり方でいいのかな?間違ってないかな?」と不安を抱えて過ごしていましたので、アドバイス頂いて本当に気が楽になりました。
生活を規則正しくするのが先決だという自覚はありますが、この仕事が好きなもので......お手数おかけします。
M先生、覚えていて下さったんですね。
今週末に大きな新作発表会を控え(恐怖の強制食べまくりの二日が来ます...汗)自分の出品の試作と試食(思い切り間食ですねコレ)に今追われています。
美味しい料理の食べ放題、なんてまわりには羨ましがられますが、ダイエット中の身には冷や汗ものですね(^^;
お言葉に甘えて、先生方のお力を今少しお借りしてしまう事になりそうです。
生活自体がこれですので、「朝食抜き」「自発的な間食抜き」「ダイエット半身浴」だけは守るようにしています。
半身浴は、出来るだけ2セットやって汗をかかせたり......面白いもので、新陳代謝の良し悪しが発汗に表れているような気がします。
日によって汗をかきやすかったり、ちょっぴりかきにくかったり。
松田先生の仰っていた「睡眠時間」......これが少し難題になりそうです。
今日はお仕事はお休み、自宅で勉強なので、「よし、8時間寝るぞ!」と昨夜眠りについたのですが......体が勝手に5時間で目覚めてしまいました(泣)
「あと3時間〜〜〜(><)」と寝なおそうとしても体に疲労は残っているのに頭がすっかり冴えてしまい。
困りものの体ですがうまく付き合っていきたいものです...............
勝手に近況を書いてしまいすみません。
不思議と先生方の一言のアドバイスでまたノーテンキモードに戻れた自分の現金さに呆れつつ、明日11日には予約をお願いしてありますので、またよろしくお願い致します。
今回は本当にありがとうございました。
というメールをもらったが、忙しい生活は分かるものの、ナカメダイエットにおける睡眠の大切さに触れておこうと、メールを返した。
カラダは現状維持をしたがります。
いつも同じ時間に起きて、同じ時間に寝るのが、リズムを崩さなくていいですよ。
寝だめをしようとしたり、特別な日に早く寝たりするのは、かえってリズムを崩します。
下半身ダイエット専門<中目黒ダイエット整体サロン> 松田
メールが返ってきた。
松田先生
お世話になっております。
松田先生、メール中の細かいところをすぐにご指摘、ご返信下さってありがとうございました!(なのにお礼がこんなに時間あいてしまってすみません)
確かに、無理やり睡眠時間をとろうとすると、却って体がだるくなっていた気がします。
睡眠時間は取ったのに、一日頭が妙にすっきりしないとか...
とことんナカメルールからずれてしまう夜中3時〜8時という睡眠時間ですが、あまり気合いを入れて(笑)寝ようとするのはやめようと思います。
ちなみにこれから二日間の調理合宿に行ってまいります......
ここ数回の施術では毎回先生方に「食べ続けなきゃいけないのが怖い〜」とこぼしていましたが、少なくとも初回の48キロに戻る事はありえないから!と自分を励ましつつ...
優等生とは程遠い私ですが、目標の43キロ台、スキニージーンズ21インチまであと少し、お力お借りしたいと思いますので、よろしくお願い致します。
いつもダラダラとメールさせて頂いてしまってすみません...メールを打つ事で自分が前向きになれているので、ついついご多忙とわかっていても送信してしまうもので、ご容赦頂ければ幸いです。
お客さまには、人それぞれの生活リズムがある。それぞれの生活があるのだから、その生活に応じて、生活リズムが形作られる。
Y山さんが、ピアノの弾く仕事とは別にレストランを経営しているから、
夜中3時〜8時という睡眠時間
になってしまうのは仕方がない。
Y山さんなりの生活リズムで、睡眠をとるしかない。
その仕方のなさとは別に、睡眠について触れたのは、ヒトがどんなに頑張ったところで、自然には勝てないのだから、自然が司っている睡眠のルールをある程度知っておいた方がいいと思ってのことである。
ナカメダイエットでも睡眠の大切さを痛感している。
睡眠についての本をいくつか読んでみると、ダイエットには成長ホルモンの分泌がポイントで、夜の10時から午前3時くらいまでが成長ホルモンの分泌が盛んになるそうである。
「寝る子は育つ」と言われるように、子供の成長にはこの成長ホルモンが欠かせないが、成人になってからこの成長ホルモンは、新陳代謝を促すホルモンとして働く。
新陳代謝とは、古い細胞と新しい細胞との入れ替えだから、成長ホルモンの分泌が促進されないと、うまく痩せられない。
いろんな説を参考にして、これなら現実的に実行可能だろうと考えて、ナカメダイエットの睡眠についてのルールを作った。
睡眠時間が短かったり、睡眠が途中で妨げられたりすると、成長ホルモンの分泌が妨げられるから、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠の周期が90分ごとであるのを勘案して、6時間以上の睡眠をナカメルールにしている。
身体の健康のために、骨を重力のストレスから解放してやるという骨休めの意味では、本当は7.5時間を超える睡眠がいいらしい。
8時間睡眠は、それなりの根拠があるそうである。
もう一つの睡眠についてのルールは、就寝時刻。
いくら6時間以上の睡眠をとっていても、成長ホルモンの分泌の関係から寝る時刻の遅い人は痩せにくい。
これは、何人ものナカメ体験者で経験しているから、最近取り入れた睡眠についての新しいルールである。
さすがに、お客さまは子供じゃないから夜の10時に寝てください、とは言えないので、せめて日付が変わる12時前の就寝をルールにした。
12時前就寝と6時間以上睡眠である。
これを守ってくれたら、痩せられる。
しかし、睡眠は無意識のものだから、無理に寝ようとしても眠れない。
一定時間に眠りに落ちるようにするには、朝起きる時間を一定にしないと難しい。
朝起きる時間は1時間くらいなら無理せずにずらせるので、夜眠くなる時間を起床時間で調整すればいい。
そして、起きたら朝日を浴びて、睡眠についてのバイオリズムをリセットする。
また、入眠するときには、体温が下がっていくようにした方がいいそうだから、ダイエット半身浴をやる時間を調整して、ほてりが冷めていくのを利用して眠りに入るとうまく眠れる。
この二つも、睡眠のためのコツかもしれない。
「夜に肉を食べて、よく寝たら、痩せるで〜」と私が言うのは、それなりの根拠がある。
実際に、守ってくれた方は、よく痩せているのである。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。