Tさんから
ナカメダイエットの成功者が陥るかもしれない悪い例としてご活用ください。
というメールをいただいた。
３７歳、１５８センチ。
初回コースの初回。
体重４８．９キロ、体脂肪率２４．５％、脚の皮下脂肪率３０．３％からのナカメダイエット開始だった。
８回目で卒業。
体重４４．９キロ、体脂肪率１８．８％、脚の皮下脂肪率２５．４％になって、もう十分と思える数字になっていた。
再開コースの初回。
体重４６．６キロ、体脂肪率１８．８％、脚の皮下脂肪率２５．５％で、やはり脚やせは必要ないほどの数字だったが、
"ふくらはぎ"をもっと細くしたい
というたっての希望での再開だった。
生理が遅れていることから再開７回で終了。
体重４３．３キロ、体脂肪率２０．０％、脚の皮下脂肪率２６．１％になった。
再開後のカルテの数字を見ると、痩せることに身体が抵抗を示していたのが見て取れる。
松田先生
2号店の先生方
お久しぶりです。
6月21日にバランス整体でお世話になったＴです。
以前施術を受けた際、再開で体重を落しすぎたのが一因でホルモンバランスを崩して通院中とお話させていただきました。
悪い例紹介としてメールしますと言っておきながら仕事が忙しくてメールするの忘れてました。
ナカメダイエットの成功者が陥るかもしれない悪い例としてご活用ください。
タイトル付けるなら「欲を出すとろくな事が無いというお話」でしょうか？
初回コース 48.9キロ ⇒ 44.9キロ
再開コース 46.0キロ ⇒ 43.5キロ（うろ覚え）
数値だけみれば私はいわゆる優等生に入ると思います。
初回までなら確かに優等生だったでしょう。
数値的には痩せる必要もなく体重も維持出来ていました。
本来なら再開は必要無かったのですが、痩せて好きな服を着て楽しめるようになると「もっと足を細くしたい」と更なる欲が出てたのです。
また当時は今と違って再開やメンテナンスも回数制限があり「再開してしっかり細くしておかなくちゃ！」という焦りもあり、再開を希望しました。
私の身体はナカメダイエットが合っているようで「ダイエットをしてる気がしない」と思うくらい無理無く、それでも確実に体重が落ちていきました。そして、それは再開でも同じでした。
気になっていたふくらはぎがどんどん細くなっていきましたが、同時に上半身もあり得ないくらいに細くなっていきます。けれど、バスルームであばらの浮いた自分の身体を見た時に「まるで拒食症患者のような身体だ！」とギョッとし少し怖くなりました。
そして、さらに悪い事に「生理が来ない」。
再開の途中の施術では「もう施術を受ける必要がないのでは？」と勧められましたが「もっと足を細くしたい」という欲に捕われていたのと、これ以後はリバウンドしない限り再開は出来ないため「８回は絶対通いたい」と思っていました。
が、さすがに生理が来ないのは、もの凄く不安で7回目の施術で終了したのです。
その後、婦人科で診察を受けたところ、ホルモンバランスが崩れ生理が来にくい状態になっているとのことで薬物治療を受けることになりました。そしてその弊害はもっと怖い現象を引き起こしたのです。
それは高脂血症。診療時の血液検査で分かったのですが、総コレステロール値は300を超えてしまい血がドロドロの状態。血管が詰まり、いつ脳梗塞等の症状を起こしてもおかしくない、という状態に。
高脂血症は自覚症状が無いため非常に怖いのです。早めに検査して判明したのはまだ幸いでした。
にしても私の食生活は一汁三菜の和食中心、間食も殆どせず、食生活だけなら高脂血症になることはありえません。原因として考えられるのは自律神経からくるストレスなんだそうですが、急激な体重減少がきっかけで、症状が現れたのかもしれないとのことでした。
結局、ホルモン剤治療と高脂血症の治療を合わせ通院する事10ヶ月以上。
結果としてナカメダイエット時には考えられないような食事制限（コレステロール値を上げないため）をせざるを得ず、43.5キロまで落ちた体重もホルモン剤の副作用で少しずつ増え続け、今では46〜47キロまでに増ました。
唯一の慰めは、思ったよりも副作用の体重増加が酷くなく、着ている服のサイズは変わっていない事。Lady's Levi'sの最小サイズがまだはける事でしょうか。
今年6月にはホルモンバランスを整えるためにも、とバランス整体を松田先生にお願いし、その際この状況を報告。「欲を出すとロクな目に遭わない事がわかりました〜」と反省することしきり。
自律神経に良いようにと、バランス整体の他にも生活面でのアドバイスをいただきました。
夜は帰宅したらすぐにお風呂に入り、明かりを落した部屋でゆっくりリラックスタイムを取る。
足先指先をマッサージする。等々。
副作用で体重増加して以前の体重に戻ったとしても、今はメンテナンスの制限もないからナカメがドーンと受け止めてくれる！だから気にする事無く治療に専念しよう！と気持ち的にも安心させてもらいました。
今ではなんとかコレステロール値も下がり通院回数も減りました。ホルモン剤治療は念のため続けますが、とりあえずは一安心というところです。
それにしてもすでにダイエットする必要も無いのに「足を細くしたい！」という欲求が、こんな結果を引き起こすとは...。もう卒業しても良いのでは？というアドバイスを聞かずに続けた結果なのですが。
こういったケースはあまり例がないとは思いますがダメダメケースとして報告させていただきます。
それにしても、本当に体重が下がりすぎるのは良くない事だらけということを身を以て実感しました。
実は再開終了前から食事を元に戻したのにも関わらず体重は減り続け42.5キロまで落ちてしまった時期がありました。其の時は自分の身体があまりにもガリガリで気持ち悪いだけでなくエレガントでゴージャスな服は全く似合わなくなってまいガッカリしたものです。
私の身長なら45キロが限度。健康のためにもファッションを楽しむためにも。
ダイエットしたいという気持ちはもうありませんが、身体に喝を入れるために久しぶりにメンテナンスに伺おうと思ってますのでよろしくお願いいたします。
久々にあの痛いストレッチを受けるのかと思うのと楽しみなような怖いような...。
ともかくよろしくお願いいたします。
ナカメサロンとしても
また当時は今と違って再開やメンテナンスも回数制限があり「再開してしっかり細くしておかなくちゃ！」という焦りもあり、再開を希望しました。
と無理をさせたのが悔やまれるが、
ナカメダイエットの成功者が陥るかもしれない悪い例としてご活用ください。
タイトル付けるなら「欲を出すとろくな事が無いというお話」でしょうか？
とメールを送ってくださったＴさんの意を、ありがたく汲ませてもらいたい、と思う。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。
