雑誌『an・an』の「2週間ダイエット」という特集を見ていた。
ダイエット特集の雑誌はよく見る。
いつものごとく、簡単薬膳朝食のレシピの紹介があったり、下半身すっきり筋トレのポーズ写真があったりして、写真をメインにページを埋めている。
こんなもの実際にやってみる人は5%もいないだろうし、継続してやる人は、まずいないと思う。
見るだけ、読むだけの読者がほどんどであるに違いない。
売れなきゃならない雑誌の性質として、次々と目新しいものを出さなければならない宿命であるから、ある意味仕方がないのだろう。
まあそれはいい。
それでも、一つだけ参考になる記事があった。
「ふっくらスリム美人120人に聞きました」というアンケート。
その中の、「あなたにとってダイエットとは?」という質問に対する回答である。
1位は「努力」
2位は「永遠のテーマ」
3位は「女磨き」
だそうである。
編集部のコメントがあった。
ダイエットに対する考え方について、結果をランキング化。"ふっくらスリム美人"にとっても、ダイエットはやはり頑張るもの。前向きにとらえるのが、成功させるコツのようだ。努力すれば報われる。みんな頑張ろう。
ということらしい。
しかし、ナカメダイエットは、頑張ったらあかん。
ナカメでは、頑張りは肯定しない。
あえていうなら、頑張らずに頑張る、心境である。
ダイエット整体の食欲抑制効果によって、軽い空腹感、早い満腹感になっているから、以前だったら頑張って我慢しなければならなかった局面でも、頑張る必要がなくなってくる。
ナカメダイエットを始めたばかりである二人の方からのメール。
一人はS田さん。45歳。
M井先生、こんにちは。
先ほどはメールありがとうございました。
お陰様で毎日何とか頑張れています。
空腹感があまり起きないので食事に関しては辛くなく、家族がケーキを食べていても全然大丈夫です。
半身浴で汗をかきづらいのですが、毎日少しずつ良くなっていると思います。
始めたばかりのせいか体重は順調に落ちており、とっても嬉しいです!!
また次回のサロンが楽しみです、これからもどうぞよろしくお願いします。
あと一人はY口さん。40歳。
O先生、こんばんは~メールありがとうございます~
順調にダイエットを続けていまして、お米命の私が、まったく我慢することなく昼サラダ、夜肉魚ご飯を守っています。
体重は50,4キロにまで四日間で一気に下がり、ますますやる気がでてきました。
不思議とお腹もあまりすきませんし、食生活を変えたのに、びろうな話、お通じも毎日あります。
ともかくこのやせモードの波にのり、めざせミニスカート~です。
よろしくお願いします~
残るは目が食べたいというような癖である。
目が食べたいだけだから、目にする局面をしばらく避ければいい。
そうしているうちに、身体が食べなくても平気ということを覚えてくれる。
家族がケーキを食べていても全然大丈夫です。
お米命の私が、まったく我慢することなく昼サラダ、夜肉魚ご飯を守っています。
そうすれば、局面は関係なくなって、目にしても平気になるのである。
頑張り感がなくなってくるにつれ、ナカメダイエットも楽になって楽しくなる。
お二人も楽しみだろう。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。