おやつ大好き家族といっしょに住んでいるBさん。
30歳、165センチ。
初回の体重は54.5キロ、体脂肪率30.0%、脚の皮下脂肪率30.0%だった。
7回目の測定では、体重50.5キロ、体脂肪率18.0%、脚の皮下脂肪率25.6%になっている。
少し落としすぎで、生理が遅れているようで、休憩に入った。
おやつを食べてしまうとのメールが届いた。
昨日夕飯後食べてしまいました。
おやつ食べないようにおかずと玄米を1、5膳食べたあと、
家族がおやつを食べようとして、誘惑に負け、、
甘いミニクロワッサン3つ
シュガーラスクパン10粒
これでやめとけばよかったのですが、家族が止める中、、
レアチーズケーキみたいな菓子パン一個
わかっていながら食べ過ぎてしまいました、泣
食べ終わって12時近かったのですぐ寝てしまいました。
今日は1日うちにいるので試練が待ってます(∋_∈)
おやつ箱には山ほどおやつの買い置きがあります。
絶対食べちゃダメか、
何カロリーまでならいいか、
今一度厳しく指導いただけないでしょうか。
おやつ食べない家族が欲しいです(泣)
と泣きが入ったので、私がキツイ返信をした。
おやつが近くにある状況で、おやつ好きの人が食べることを止められるわけがありません。
それをやめようとして、結局食べてしまって、後悔するのは精神衛生上よくありません。
状況に流されるのは当たり前です。諦めて食べてください。
ナカメ流ではなく、意志で止めるしかありません。
下半身ダイエット専門<中目黒ダイエット整体サロン>松田
ナカメダイエット中に炭水化物が不足しすぎると生理が遅れるケースがあって、Bさんにはナカメダイエットを中止して休憩に入ってもらった。
ナカメダイエットの休憩中は、糖質以外の栄養素が含まれている複合炭水化物や精製度の低い穀物系の炭水化物を摂るようにしてもらっている。
しかし、おやつ系の甘い物では炭水化物の代わりにはならない。
そうしたものは糖質がほとんどで、他の栄養素が含まれていない。
甘い物は血糖値を急激に上げる。
そして急激に上がったものは急激に落ちる。
血糖値が落ちてきたときに、耐え難い空腹感に襲われる。
次もまたそうした糖質ばかりの甘い物を食べようとする引き金になる。
そうしたことが続くと、糖質は依存性があるから糖質中毒に陥ってしまう。
甘い物なしでは生活できなくなる。
それが怖い。
今朝試しましたが、食事の後コーヒーだけもって自室に戻る作戦はかなりいけそうです。
家族はおやつを食べるのを前提で量を減らしてるので、私は食事の量を増やします。
つまり、
1、ご飯やおかずでバランスよくお腹いっぱい食べる
2、できるだけおやつが目の前にない環境になるように努力
3、もしおやつが目の前にある状況になってしまったら諦めて食べること
の作戦でがんばってみます。
ということになった。
ナカメサロンの経験によると、糖質中毒を脱するには2週間の炭水化物抜きが必要である。
炭水化物を摂取する機会や状況をさける工夫がいる。
Bさんに言いたかったことはこうだ。
甘い物を食べてしまうという状況と行動はセットになっている。
ナカメ流の考え方では、人の行動が状況に流されるのは当たり前。
状況⇒行動の結びつきは強いのだから、そうした状況で行動をセーブしようとするのは無理があるのである。
結局、無駄な抵抗をしてもセーブできなくて、後悔したり自己嫌悪に陥るのが関の山だ。
行動を変えようとするのではなくて、状況を避けること。
目を向けるのは、行動ではなくて状況の方だ。
ナカメダイエットは「朝食なし」「間食なし」「主食なし」である。
<~なしの状況>を作ることである。
(だから、最近ナカメダイエットチェック表の表現も「朝食抜き」「間食抜き」「主食抜き」から「朝食なし」「間食なし」「主食なし」に変えた)
行動をセーブしようとするには意志がいるけれど、状況を避けるには知恵がいる。
アタマの使い方が違う。
その後のメール。
作戦うまくいってます!昨日は状況によりロールケーキを8ミリぐらい食べましたが、 爆発しませんでした。
他に集中となるとここ二年ぐらいはサイクリングが週末の楽しみだったんですが。
少なくともナカメ卒業までは禁止してますから...最近あったかくなったから乗りたくて仕方ないけど。
水泳は割と問題ないと松田先生がおっしゃったてたなぁ。
運動以外もいくつか試みてみますね。
なんかお菓子以外は趣味なし人間みたいでお恥ずかしい限りです。
さて今日は1日外に出てましたが、ケーキ2つ食べちゃいました。お昼の後と夕方のおやつに一個ずつ。
自分は責めてないです!状況にあわせて自分で決心して食べました。むしろ満足してます。
今手元にクッキーがありますが、前みたいにムシャムシャ食べたりする気が起きないです!
多分食事を取って満足出来てるからだと思います。
知恵を使った状況を避ける作戦うまくいっているようである。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。