過食嘔吐の癖があるというN澤さんからメール。
23歳、158センチ。
初回の体重は50.0キロ、体脂肪率20.1%、脚の皮下脂肪率28.4%であった。
3回目が体重47.6キロ、体脂肪率18.7%、脚の皮下脂肪率27.25%である。
体脂肪率も20%そこそこの低い数値からのナカメダイエット。
うまく落ちているが、あまり体脂肪率を落としてしまうと生理が止まってまうリスクも生じるから、落としても1サイズダウンくらいだろう。
先日もお世話になりましたN澤です。
昨日は恐れていた事態が起こってしまいました。
過食してしまいました。
1食で2〜3キロ増えるほどの量です。
6年来の過食(時々嘔吐)症の為、いつこの症状が出てしまうかと心配していたのですが、ついに・・・。
ただこの後がいつもの過食後と違いました。
いつもはひたすら自分を責めて落ち込むばかりでしたが、今回は状況を書き出し分析してみました。
ナカメブログの過食症の方の記事で、松田先生が度々「書き出して観察者の視点で自分を見てみる」とおっしゃっていたからです。
今回の過食ではこうでした。
状況:あまり食べる気がしなかったが前日の食事量が少なかったため「食べなくては」という思いから食事をし、止まらなくなった。
分析:「食べる気がしない」という体の声は「食事を必要としていない」あるいは「食事を受け容れる体勢が整っていない」ということである。
その声を無視して「食べなくては」という意志から食事をしたためにその後の体の満腹サインも体の悲鳴も受け取ることができなかった。
結果、「体のため」に食べ始めたのに「体のため」にならなくなってしまうということとなった。
結論:意志による食事は止め、体の声に従え。
と、書き出していったら自分なりの解決の流れが見えました。
書き出すって本当に有効ですね。
このほかに「ストレスから過食」「焦燥感から過食」のパターンも分析してみようと思います。
マイナスの感情からくる過食と向き合うのは辛いのですが・・・。
今回は決意表明として(ダイエットに対する決意ではなく自分と向き合う決意です)メールさせて頂きました。
ナカメダイエットを進めるなかで「体の声」に気付けるようになりたいと思います。
ではまた次回も、よろしくおねがいします!
こんにちは。次回で4回目になりますN澤です。
今週は体重の変動が無く、少々不安です。
が、初回よりも体重が2キロほど落ちているので安定期に入っているのだと信じています。
今日は久しぶりに恋人と会い、食事をしました。
彼は食べさせたがり屋で本日のデートコースもお蕎麦屋→カフェ→デパ地下(お寿司とデザートのお土産)でした。
どの場面でも、私:彼=6:4の割合で食べています。デザートに至っては彼の分も私が食べるのが普通になっています。
これは今日はダイエットホリデーだな...と思いつつ、帰宅後吐きたくなってしまいました。
ここのところの体重が低めで安定しているのに崩れてしまう、と不安になり、今日の分をリセットしたくなったのです。
とりあえず今はこらえています。
ここで吐いたら恐らく体重自体は戻る、しかしナカメダイエットをこれから続ける中でも、また終わってからも吐き癖が治らないだろうから。
彼は私が過食嘔吐症を打ち明けたときに、症状についてあまり理解できていないようでしたが
「太っていても食事を一緒に美味しく食べてくれる方がいいよ」
と言ってくれました。
ここで吐いては彼にも申し訳ないです。
とりあえずはナカメダイエット中は吐かない事を目標にしたいと思います。
他の方に比べたらかなり低い目標ですね;
その日の摂取をその日に反則技でリセット、ではなく2〜3日中に調整しようと考えるようにします。
故意に吐くなんてどう考えても体の望んでる行為ではありませんからね...。
体型や体重の変化が無く不安な時や今回のように過食嘔吐症の衝動に襲われた時、ナカメブログを読み返しています。
摂食障害が治った方の記事も多く、「大丈夫だから無理や無茶をしなくていいよ」と言ってもらえているようで励まされます。
次回は明後日、楽しみにしています!ではでは。
うちのサロンは下半身ダイエット専門で、摂食障害の治療を専門とはしていない。
けれど、中には治る方もいる。
このメールの本文中にリンクを貼った「摂食障害が治った方の記事」というのは、N嶋さんのメールを取り上げた記事のことだろう。
N嶋さんは、やったことを分析していた。
N澤さんにアドバイスしたいのも、まさにこのことである。
まず、言いたいのは、後悔や反省や懺悔や決意をして、すぐに行動を直そうとしないことである。
それは本当の答えではない。
次は、過食しても、吐いてもいいから、やるときは、その場その時のカラダの声を聴くことである。
過去の声でも未来の声でもない。
未来からの声も過去からの声も、それはカラダの声ではないからだ。
その場その時でカラダが欲しいのか。
欲しがっていなものはカラダの声ではない。
アタマにある何かの考えに従おうとしていないのか。
理由がついたらそれはカラダの声ではない。
ココロは分裂していないのか。
ああも思い、こうも思うのなら、それはカラダの声ではない。
ココロとしては、気持ちがいいのか、悪いのか。
ココロが気持ちよくないのなら、それはカラダの声ではない。
そうして行動した結果が、アタマが信じている自分の理屈と合えば問題ないし、ココロも分裂しない。
カラダの行動とココロの気持ちとアタマの理屈が一致した行動になる。
合っていなければ、何に反応して、そうした行動をしたのか、すぐに分析すればいい。
行動と気持ちと理屈のどこがズレているのか、分析すればいい。
N嶋さんは、
自己嘔吐や下剤依存は、精神面も絡むので難しい事とは思いますが、どーしてもやりたくなった時には、やっちゃって良いと思います。
(もちろん基本的にはオススメはしませんが)
食べすぎたりそれを戻してしまっても、大事なのは、その時に"後悔"せずに分析してみることですね。
情況が分かって、その原因をクリアにする事に意識が向いてきます。
と書かれているが、その通りだと思う。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。