ナカメサロンをウェブで見つけてお越しになったWさんの卒業メール。
24歳、155センチ。
初回の体重は59.6キロ、体脂肪率27.5%、脚の皮下脂肪率35.8%だった。
12回で卒業。体重は51.1キロ、体脂肪率19.0%、脚の皮下脂肪率27.4%になっている。
ナカメの皆様
5/26に卒業したWです。
遅くなりましたが、卒業メールになります。
まず始めに、私は水商売をしています。
3/9にナカメの扉を開け、その矢庭の震災...
地震恐怖症の私は、「これ以上何か起きる前に、好きな物をお腹いっぱい食べておいた方がいいのでは...」と正直血迷いました。
しかし、初回に担当して下さった先生の「夜の仕事をしてる人は減りが悪いし、9割方が挫折してるよ?」という言葉を思い出し、元来の負けず嫌いな気質に火が点いたのと、スタートして3日目で既に2kg近く体重が落ちていたのとで、「ここで食べては勿体無い!」「減りが悪かろうと最後までやりきる!」と、決意したものです。
地震のストレスで酷い蕁麻疹(胴体一周、まだ痕が残っています)に悩まされましたが、不幸中の幸いと申しますか、震災の影響でお店が2週間ほど休業になったので、その間はナカメルールをきっちり守る事ができました。
余震と同様に私の蕁麻疹もなかなか治まらず、キツいステロイドを処方され、副作用の不眠と喉の枯渇感に悩まされましたが、幸いにもダイエットには影響ありませんでした。
営業再開後、お客様との同伴においては「アレルギーで蕁麻疹が出てるから、暫く炭水化物と甘い物は食べられない」と方便を用い、お店では「蕁麻疹が痒くなるので、暫くお酒飲めません」と、こんなに苦しんでいるのだから使わない手はないと蕁麻疹をダシにしまくり、快適なナカメ生活を送る為の基礎を固めていきました。(いつからこんなに計算高くなったのだろう...)
※ちなみに、蕁麻疹が出ている際のアルコールと糖分(もちろん炭水化物含む)は、ヒスタミンを誘発しやすいだとかで、担当医が言うには摂取しない方が良いそうです。
ナカメのダイエットは、"ダイエット"という言葉のもたらす意味を超越しています。
元々の生活スタイルが朝型で、生野菜と赤身のお肉が大好きな私にとっては、最適どころか寧ろ至上の贅沢でさえありました。
スーパーで赤身のお肉を選別したり、ブロックのまま焼いてみたり、ブログに夕食のお肉写メをアップしたり...そういった私にとっての楽しく幸福な毎日から卒業するのが、非常に名残惜しいです。(これからは体型を気にせずオシャレを楽しめるという、これまた幸福な毎日が待ち受けていますが!)
余震に怯えながらも半身浴を反復した日々も、今となっては良き思い出となりました。
そういえば、ナカメ生活中に自覚した事が多々あります。
好きだと思っていた牛丼、パスタ、お寿司等々...米粒や麺が好きで食べていたわけではなかったのだという事。
牛丼はお肉とその味付け、パスタはソース、お寿司はネタが好きだからこそ食べていたのです。
主食部は今まで無駄な摂取をしていたのでしょうね。
ナカメを始めて間もなく、どうしようもなくトマトソースのパスタを食べたくなった時に、トマトソースで肉を調理して食べたら、麺抜きでも大満足どころかこっちの方が美味しかったのです。
それまでは普段自宅で摂っていた食事でも、副菜となるおかずだけでは足りないから...という理由だけで、主食の炭水化物を大量に食べてしまっていました。
甘いカクテルやチューハイは元々苦手でしたが、大好きだったシャンパン、辛口の白ワイン、芋焼酎でさえも、今では物凄く甘く感じます。
あれだけ苦手だったにも関わらず、紅茶やコーヒーは最早ブラックでないと飲めません。
甘いデザートは今でもきっと大好きなまま(まだ食べていないので定かではありません)なのですが、間食として摂ることは絶対にせず、食後のデザートとしても習慣化させないよう気を付けます。
そして、今だから申せる事なのですが、実はナカメ入門前日の体重は、60.8kgもありました。
卒業メールを綴っている現在の体重は、50.3kgです。
よもや3ヶ月足らずで10kgもの減量(しかもバランスよく!)に成功するとは...
職業柄、24時前就寝というルールを守れない事もあって、当初は「8回で3kg痩せられればいい」というぐらいの気持ちでしたが、最初の1ヶ月で面白い程に落ちました。
それだけ余分な蓄えがあったという事なのですが...(笑)
※ナカメ生活中は【8時起床→半身浴→12時半昼食→17時夕食→19時半~23時半勤務→24時10分帰宅→24時半就寝】という感じで、厳守できないまでもなるべく早く就寝する努力をしました。
「これは穿けるようになるなー」と思っていたボトムが予想通り入るようになり、「こりゃ何べんナカメ通ってもマジ無理じゃね」と踏んでいたボトムは...今ではブカブカです。
下着もストッキングも総取っ替えでした。
なのに胸はトップとアンダーが綺麗に同じずつぐらい減っていったので、バストは一切小さくならずに済み...ナカメを嘗めてました、すんません。
典型的なA型気質できっちりしている私ですが、10日~2週間に一度は酔った勢いで夜通しナッツやデザートを食べてしまったり、満腹なの飲食を続けてしまったりと、何度かしくじってしまった事もありました。
それらが無ければもっと痩せていたかな?と思う節もありますが、色々な先生から貴重なアドバイスを都度いただけたので、ナカメに通っている間にスランプを経験しておいて良かったです。
ナカメルールをきっちり守った期間は、がっつり痩せました。
ナカメルールをアバウトにしか守れなかった時も、ゆる~く確実に痩せていきました。
大好きなお肉やお魚をお腹いっぱい食べられるので、ダイエットしている感覚がありません。
だからこそ「好きなもん毎日たらふく食ってるから、デザートぐらい抜くか」という気持ちが自然と生じ(ダイエットしてるんだぞ!頑張ってるんだぞ!感が欲しいので)、無理をするどころか、自ら進んでスイーツ絶ちする事ができました。
20代に入ってから、今がいちばん痩せています。
19歳の頃は48kgでしたが、今より胸が無い割に脚は太く、殆ど絶食に近い毎日を送っていて、心身共にとても辛かったのを忘れもしません。
ナカメに通ったお蔭で、60cmあった太股は47cmになりました。
40cmあった憎き脹脛も、現在は35cmで、漸く人並みの太さになりました。
驚いたのは、太股のボコボコしたセルライトが、最初の2週間ほどで殆ど消えてしまった事です。
ドMな私にとって、ストレッチの痛みに耐えながら痩せゆくダイエットは、まさに堪らないものでした。
最後に、重大発表があります。
社会人になる道を絶って2年の私ですが、この度、就活なるものを始めました。
ナカメの扉を開けて身も心も引き締まり、社会の扉を開ける勇気が出たのです。
水商売には太りやすい体質になる要素が沢山ある他、ナカメ生活を経て改めて自らのライフスタイルを見直した結果、やはり私には夜の闇より昼間の明るい世界が合っていると判断しました。
家族も彼も、外見的変貌だけでなく、私の決断をとても喜んでくれています。
厳しい就職難の世の中ですが、メンテナンスに伺う頃ぐらいには、内定を貰えているといいなぁと思っています。
ナカメ生活と同様に、リクルート生活も淡々と送りますね。
(リクルートスーツも手持ちの11号が笑えるぐらいブカブカで、お店で試着したら上7号の下5号で丁度でした)
3ヶ月間、大変お世話になりました。
そして、ありがとうございました!
3号店の須田が、親しみを込めて<姫>と呼んでいたお客さまだ。
「夜の仕事をしてる人は減りが悪いし、9割方が挫折してるよ?」
今まではそうだったけれど、ものの見事に裏切ってくれたのである。
※これは個人の感想です。成果や効果を保証するものではありません。